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3月に読んだ本 その1

前回のnoteのキャンペーンでAmazonギフトカードが当たりました。
なので、先日、講師の方がボルヘスの話をされていたので
まとめて5冊買ってみました。

じつは『幻獣事典』しか読んだことがなく
しかも、どこかでガルシア・マルケスとごっちゃにしていたみたいなので
ちゃんと読まねばと思ってたところで、一気に読めるのはとてもうれしいです。

まず1冊目
『シェイクスピアの記憶』岩波文庫

奇怪なあるいは不思議なイメージが交錯する短編が4編収録されている。

『一九八三年八月二五日』
「私」は「二三年後の私」と対峙する。「私」は「年老いた私」の夢であり、「年老いた私」は「私」の夢である。「年老いた私」が死ぬと「私」は別の夢にいる。

『青い虎』
ガンジス河のデルタ地域で青い虎が発見されたと聞いて探しに行く話。

『パラケルススの薔薇』
パラケルススのもとに弟子になりたいという男がやってくる。
1本の薔薇を間に問答が始まる。

『シェイクスピアの記憶』
シェイクスピアの記憶を譲り受けた男の話。

要約してしまうとすごさがわからなくなるけれど
短くても批評すら成り立つと講師陣が力説していたのは
嘘ではないな、と思い始めた。

つづきは、また明日。

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