家族のすれ違い

本日生理痛です、と伝えたら末っ子を連れて夫がサイクリングに出掛けたのできょうは寝ます、という体にして書き中。

2人の上の子は今日もバイト、そして片方も昼から遊びに行く予定が入ってるので家でのんびり。最近はこの状態だと平和が多い。
世の中の中高生を育てる家庭が我が家のような混沌さはもうとっくに抜けていて、親子のぶつかりはあれどもある程度お互いがどういうものかわかって、距離も適度にあいて、親は親で仕事やこれからの自分の岐路に向き合ったりに比重がいくのはごくごく自然なことなんじゃないかなーと思う。

しかし我が家はそこに加え、一人っ子育ちの夫、そして姉妹育ちのわたし、2人の中高生が育ちかけたところに小学生低学年がまだ1人いるのだ。
なので2人の中高生はたぶん私達が忘れてるだけでよその歳の近い2人キョウダイ育ちのように自分の世界、という感覚に集中していないようにおもう。

それは環境柄、仕方なかったんだけど末っ子が生まれたとき小三、年長だった彼らは自分たちより小さく、だけどまだそこまで歳が離れてないから新しいメンバーを一緒にゆっくりじっくり育っていくのを見守ってくれてきた。
育つ過程で自然に2人は末っ子が寂しくないようにとても気を遣ってかまってくれてきたし、いまだに遊びに付き合ってくれる。

末っ子もすくすく上の影響をうけ育ち、とても7歳とは思えない話し方や思考回路、そして上の動きについていきたがったため必然的にのびた運動能力がある。

末っ子がついていけなかったのは物理的に体力に無理があった幼稚園ぐらいまでだった。

ゲームも音楽もアスレチックも、なかなか差が縮まり、ことによっては対等にできるものさえある。

そんな我が家は最近変化が起きつつある。

昨夜、しょうもないトラブルで上の2人がもめ、1番目がとっさにだした手が運悪くアクシデントで2番目に攻撃する形が起こった。
2番目はその痛みで泣き出したが、日常なんて毎日こんな連続だから、あ、そういう展開になっちゃった?2人ともこんなつもりじゃなかったけどたまたまが重なった、のはすぐにわかった。
あーあ、あるよなそういうの。つらいよなあ、と思ったのは私で、こんなときは普段ならそのまま少し時間を空け少し部屋で距離空ければお互いにやっちまった感情を自分で処理し、自然鎮火し、自然とさっきはごめんね、とお互いすむところだった。

が、昨夜は夫の目の前で起きたので、当然、はあ!?なにしてんの!?と1番目を叱りつけ、いらぬ火をつけ、1番目を責めてしまった。それにそうだ!そうだ!○○がかわいそうだ!と燃料投下してしまった3番目。
(これが私とこども3人だけだと3番目が何言おうと2人も取り合わないし、わたしも関係ない人は口を挟まない、と一度止めるのだが)?

当然不慮の事故展開になった1番目だってやってしまった、の罪悪感は瞬間的にもったから責められたことで自分を守るためにキレ、そのまま部屋に駆け込んでいってしまった。

あいつにげたな!とする夫と3番目はさきに2階に行くね!となって、リビングで泣く2番目に付き合って残ってたら、ビックリして泣いてるだけだからお父さんのいってることは違うんだけど···と呟く。

ですよねえ。
もちろん事故とはいえ、痛かった、だけどお父さんのいうように○○が悪い!とかじゃなかった、と言う。

そうなのだ。2番目は2番目で自分の感情的にふてくされたとき、態度に出ることがわかってて、コントロール渦中というか、きっかけは自分だった、も自覚してはいるのだ。わかっててもできない、まだそんな発展途上な13歳なのだ。そして、同じくあったまきてでた、16歳も別に弟が悪いとおもってぱっと手が出たけど痛め付けるつもりはなかった、のに責められちゃったからこうなった。

しかも夕飯時にも夫と一番目は、もめてるのでそこも前提としてあった。

この17年目にはいる、彼らとほぼほぼ24時間いて、見てきたからおもうこと。

彼らは確実に成長していてもはや1人の人となりつつある途中。
どっちが悪いとかそういうことじゃなく、ときには流れでへんな展開になってしまうことも、そんなのとうにわかってる。

それでもめたりするけど時間をおいたり、自分なりに消化したりしてまた戻ってく、のが家庭という素でいる空間の中だとおもうのだけれど、そのつい、かわらぬままでちゃう、は外ではないのだからあっていいんじゃないかな、と思う。

しかし夫は普段そこまでいるわけでなく、さらにはこんなやりとりはあまり見ないので彼らの内面の成長でなく外側に起こってることから手を出すのはいけないこと、なんてことするんだ!!と正義感バリバリ。しっかり叱らなきゃダメだろう!という。

うん、いやそれはそうなんだけど···

だめだ、ややこしくなってしまった。

2番目は夜、
わたしと1番目の部屋を訪ねたら、
「ごめんね、態度だしたから」、て自分から言い、そしたら1番目もするっと、
「こっちこそごめんね!あんなに強くぶつつもりなくて、たまたまあーなっちゃって。いたかったよね。」
と、仲直り。そのあと末っ子寝かしたら一緒にゲームしよう、となって一件落着。


一方、今朝、洗濯物をわたしが干しがてら、畳む彼に話しかけた。
「あのさ、昨日のことなんだけどあれはちょっと事故みたいなものでさ」、と話しかけたら「はあ?」みたいになってしまった。

あのさ、絶対手はだめだよね?あいつはそもそも夕飯のときも~
俺は間違ってない、最近なんか俺ばっかり悪いみたいになってない!?


そういうのじゃないけど···
いまはまだ難しそうだ。ごめん、いまはまだうまく言葉にできないからとりあえずいいや、と引き下がる。

ちいさきゃ小さいで大変だったけど、子煩悩だし、よく遊んできてくれたし、こどもたちも懐いてきたけれどなぜだろう、最近はこどもも会社から帰宅後のお父さんうざっ!てなってるし、わたしも夫が大人に見えないのだよ。。求めすぎかしらね。

それとも社会から帰ってくると家庭、というのは生ぬるくみえる?きちっとしろよ!!を求めたくなる?

愚痴でした。