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隙のない人はモテない

こんにちは。

ぷまっくです。

知り合いの女性Aさん。とてもきれいな人です。Aさんは仕事もできて英語も堪能で今は中国語も勉強しているとか。相手への気遣いもしっかりしていて申し分のない女性。現在、彼女は独身で恋人はいない。

「私ってモテないんですよ」はじめはこの言葉に疑いを隠せずに否定をしたが、何度か仕事をしているうちに「モテない」は本当だと感じてきた。

一言でいうと「美人で有能かつソツのない女性」。隙がない人である。

「あっ、大事な資料忘れてきてしまいました。取りに戻ります」「会議の資料のコピー取り忘れてました。すぐに行ってきます」とか忘れ物はしないし、約束の時間に遅れたことは皆無。

本当にできた人で<かなわないな>と思ってしまうほど。話を聞くときも表情、目、相づちも上手で文句のつけようがない。

でもこれだけ完璧な人だが話していて窮屈に感じてしまう。

一方のBさん。一緒に話しているとつい話し込んでしまう女性である。聞き上手でいつも笑顔がいい。たまに「本当ですか?」と確かめてきたり、「そうですね」と自然と相づちを打ったり、「でも、ちょっと違うかも」と思えば軽く投げ返してくる。聞き上手だと思っていたが、突然、話を遮ったりする。不意に話を遮られると文句の一つも言いたくなる。でも、Bさんの場合は不快な気分にならない。

なぜだろうと考えてみた。彼女が話を遮る理由は大きく二つ。

一つは食事をしていて「これ美味しい!一口食べてみてください!」と言い出すのだが、おいしさを一緒に味わいたいとの思いが伝わってくるので許せる。

二つ目は、こちらの話がもたついていて自分でも持て余しているのが分かるとき。そのときには「この前、こんなことがあったんですけどね」と無関係な話をぶっこんでくる。話が盛り上がって、一番の聞かせどころで遮られると腹が立つが、彼女の場合はこちらがてこずっているときに割り込んでくる。

彼女は話を割り込んでくるが話し手の話の内容に興味を持ち、自分の感じたこと、考えたことを、率直に投げ返してくる。

相手の話を楽しんで聞き、自分の気持ちを飾らないで表現する。


隙の無いAさんが聞き役に回った時、相手に合わせるのがうまい。よかれと思ってやっているとは思うが話し手からすると今一つ親しみが湧かない。

「この人は何を考えているのだろう?」「私のことどう思っているのだろう?」と戸惑ってしまう。だからといって、わざと隙を見せるのもいい感じではないので自然のまま、相手の話を楽しんで聞くようにしたい。

なのでまずは自分自身をうまくだしたほうが時として親しみやすい聞き手になれるようです。

飾らず、奢らず、自然体。

ではまた(^^)

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