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まえがき 自分にあった住まい探しロードマップ

これからお住まいを探す方、住まいをみつめたい方へ

まえがき

「住んだ初日に隣の音がつつぬけで、眠れませんでした。」「1階が飲食店で夜遅くまで匂いと音が気になって…」「駅から家までの夜道が昼間とは違いすぎて。」「とにかく物件がなくて」「やっと出会えてよかったです」
「そんなこと考えたこともなかった」「へぇ、知らなかった」
「どうしたら、自分にあった住まいを見つけられますか?」

これまで様々なご内見者様より頂いたお言葉の一部です。住まいに関する質問、お悩みから人生ドラマの一場面に立ち会わせていただいております。延べ人数は正確にはカウントしておりませんが、総勢100名様はこえたと思われます。

お悩みで多く伺うこととして
「音」「眠り」「住んでみてからのギャップ」についての体験談から、
昨今では「どうしたら、自分にあった住まいをみつけられますか?」とのご質問もいただきます。
大家としましては、ご内見者様の声より、例えば「物件がない???」とはどういうことか?とずっと疑問がわいてなりませんでした。
人口と空き家問題、需要と供給バランスを考えると不思議でなりませんでした。次第に既存の不動産業界の仕組みやご内見者様の声を私なりに考えてきた結果を以下の式にみたてました。不安または、望む住まいとの出会いかは、住まいを選ぶ際の事前準備と行動選択にもよるのではと思います。

 理想の物件選び = 期間 × 予算 × 不動産に関する知識  

実際にご内見にお越しの皆様には、ニーズの明確化、確認と個々に寄り添い、微力ながら対話させていただいております。ふと、目の前のお客様のほか、これからお住まいを探す方への一助としてお役立ちになればと思い、
これまでの内見経験、業界のやり取り、大家視点を通して「自分にあったお住まい探しロードマップ」と題してあらゆる角度から、私なりに問いをなげたり、お伝えさせていただきます。

具体的に
【形式】
・必要な用語の基礎豆知識
・新居を探す準備段階から入居完了までの各工程ごとに問いを考える、答えていく(書き出す)

【行程】

0.  準備編

1.  設定編

2.  検索

3.  内見

4.  選択・判断・決定

5.  契約

6.  諸手続き

7.  入居

全7工程のステップでお伝えする予定です。
これをお読みの方が実施する場合、まずは新居生活スタートのゴール日の設定と7工程を逆算60日で進めるを目安にしていただけたらと思います。もちろん、60日はひとつの目安なので個人で設定していただいても大丈夫です。
自分の住まいに対する願望が具体的になり、豆知識もふまえて、お気に入りの住まいと出会えましたら幸いです。

「住まいとは、なんですか?」

私は生活の基盤でもあり、心身リフレッシュ、リセット、リスタートの場でもあると思っています。単に寝るだけの場以外にもたくさんの大切な要素があると思っています。って、これらはご内見者様、ご入居者様のご質問、お悩みとの対話より教えていただいたことです。

お住まいの場合、予算や目の前の暮らしを考えると、「なんか違ったから、即お引越し」ということも、なかなか難しいかと思います。

これからお住まいを探される方が、ご自分にあったお住まいが見つかること、見つけた先の暮らしを通じて心身の健康とご活躍を願ってやみません。

では、何ができるのか?
結果、これまでご縁をいただいたご内見者様と大家のリアルな対話をもとにご入居までの行程をロードマップ形式で心をこめてお伝えさせていただきます。

お読みくださり、ありがとうございました。
次回は、「0. 準備編」です。こちらより、具体的内容に入ります。


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