わたしの肯定主義
自己肯定は、ナルシスムの地雷を踏むこともあるが、創作の女神はいつも自己肯定する者の味方である。
自己否定は、ときとして甘美な毒薬のように魂のエクスタシーに導いてくれることもあるが、自己否定そのものは創造的ではない。
他者に対する肯定、否定も同様である。
ある人物に徹底的に批判され、痛い想いをしながらも大いに勉強させてもらったことがある。
同時にわたしに対する批判が、その人自身にも当てはまっていることに気がついた。
いわゆるブーメラン現象である。
人間は他人という鏡に自分自身を映しだしてしまう生き物のようである 笑
Illustration:© ぺぺ島田
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