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細部にこそ神は宿る!牛乳キャップをレンズキャップとして使いこなす「ビ」的クリエイターの日常・・・

撮影している時に、いつの間にかどこかへ紛失してしまう筆頭がレンズキャップなのです。ポケットに入れたのか、カバンの中に放り込んだのか、いつも記憶が曖昧です。
撮影レンズの表面はデリケートなものですから、保護用のフィルターを付けるように勧められます。UVとかスカイライトのフィルターなのですが、これもなんだか面倒になってきてしまって・・・。結局現在では保護フィルターを付けないで撮影しています。


レンズフードも付けていないなー。かさ張るのが嫌で、結局いーかげんな写真術で撮っているわけで・・・。


レンズキャップをよくなくしますから、結局ジャンク物がいっぱい置いてある中古カメラ屋さんに行くことになるわけです。こういうところはレンズキャップ、ボディキャップがいろいろとあります。その充実具合がその中古カメラ屋さんのグレードを決めるといってもいいと思います。
レトロな金属製のかぶせ式レンズキャップから、フィルターねじに引っ掛けるタイプのレンズキャップまで、いろいろあります。口径もドンピシャに当たるのはなかなか難しい。ペンタックス・タクマーの49mmとか、ニッコールの52mmとかの定番的なキャップだといいのですが。私はランダムなレンズを使っているので、そのあたりはバラバラです。
フィルムの一眼レフはいいのですが、旧ライカマウントのL39レンズは、もっと大変です。小さい口径のキャップが少ないのです。このあたりのレンズキャップでいつも苦労しております。


そんな時、ワンコ旅で富士山麓の朝霧高原へ行ってきました。美しい富士山を飽かず眺めることができるとても素敵なところです。ビュッフェレストランふじさんもお値打ちでいいですよ。

ここの牛乳が美味いのでいつも買ってくるのですが、その牛乳瓶キャップを眺めながら、ふと閃いたものがありました。「レンズキャップに使える!」と感じたのでありますぅ。


いろいろ試してみると、ロモ40mmF4にぴったりであります。ウクライナからはるばるやってきたパンケーキタイプのレンズです。柔らかいビニール樹脂なので、ぶつけてもレンズの保護にはバッチリ。さりげなさがいいのです。このレンズを付けているのはミノルタ35ですねー。最近、稲荷町の長谷川工作所で完全オーバーホールしてもらって、やっと戻ってきた機体です。まだレンズを2本修理で預けているのですが、のんびり待つことにいたします。

http://hasegawa-repair.watson.jp/

ライカのロゴが付いていないとダメー!とか、金属キャップにトドメを刺すとか、いろんなこだわりをお持ちの方もいらっしゃることでしょうが、たかがレンズ、たかがカメラです。どんな写真作品を撮るか、こそが一番重要なのです。


今は、本業のライター業が多忙を極め、日々原稿の赤字入れに、ワープロ入力に、読み直しに、延々と時間を取られております。翻訳の単行本なので、細かいところまで神経を行き届かせる作業が続いております。あと何か月かのうちに、本が出版になります。そうしたらカメラ小僧に復帰して、また色々と撮影するのでございます。
細部にこそ、神は宿る。レンズキャップにこそ、カメラの使い手としての個々の姿勢が見えますし、その存在意義もあるのです。イエーーーイ!




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