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言いっぱなし日記~人間関係のストレス~

明日から授業が始まるのに、私達担任はずーっと生徒にくっついていなくてはいけなくて、授業の準備ができない。

ここだけの話で言わせていただくと、英語の教員は、絶対他の教科よりも準備に時間がかかる。

例えば、社会科の教員は、教科書が変わっても、教えることは基本的には変わらない。日本史や世界史とか、自分のノートと生徒用プリント(またはパワポ)を一通り作ってしまうと、教科書が変わっても、同じノートとプリント(パワポ)で教えられる。もちろん、教科に対して真面目な人ほど、教えながら、書き直したりはするだろうが。

今日の朝のSHR直前、私が、同じ2年の担任で英語の山田先生(仮名)と授業について話していると、例の、勘違いかっこつけの社会科の田中先生(仮名)が、何か言いながら、山田先生の足をバシッとたたいて、どこかへ行った。何を言ったか私は聞き取れなくて、「何、今の?」と山田先生に聞いた。彼は、「俺も何だか分かんないっす。正直、ちょっとイラっとしました。」と言った。

田中は、山田先生が2年の担任団の中で一番若いからって、先輩面しすぎなのが私も気になっていた。歳の差は、5歳くらいなのに。そして、16歳上の私のことも、すぐに意地悪な突っ込みを入れ、得意満面になる。

いや、きっと彼は私の至らないところを教えてあげているつもりで、「意地悪」なんではなくて、「正義」のつもりなんだと思う。アー偉い偉い。

田中は他人の気持ちが分からないのだ。一度、私は本当に頭にきて、「田中さんって、人の傷に塩を塗り込むのが好きですね!」って言ってしまった。

今日は、今朝のこの謎の「足たたき」事件があってから、夕方にも。

勤務時間が過ぎても明日の授業の準備が終わらないで、私と山田先生が明日、春休みの宿題を集めることを思い出し、生徒も忘れていそうなので、生徒全員にアプリでメッセージを送ることにして、山田先生がそのメッセージを打っているところに、テニスをたっぷり楽しんだ田中が職員室に帰ってきた。

田中は、テニス大好きで、テニス部の指導をやりたくて社会科の教員になったのだ。そういう教員(教科指導より部活指導をやりたくて教員になった人)は他にも何人もいる。英語の教員にもたくさんいる。

そして、生徒のためにメッセージを打っている山田先生に、事務室の前に置きっぱなしになっている、彼が注文したフラットファイルが入った段ボール(5-6箱)を、今すぐ職員室に運べと言う。場所を取って邪魔になっているからって(通行の妨げになるほどではないのに)。言い方も、命令口調でキツイ。

タイミングが悪いだろ!先輩ぶるんじゃねーよ!自分で運べよ!

って言ってやりたかったけれど、「今言って欲しくないよねー。今、うちらは授業の準備でパニクっているんだから。」と、ちょっと大げさに言った。

そしたら、田中はちょっとびっくりした顔をして、プイっといなくなった。

私の声のトーンがきつかった。でも、朝の「足たたき事件」もあったし、この前の会議の一件もあったし。言いたいことを我慢できなかったのよ!

すみません。ここに書いて、すっきりしたいんです。

でも、こういう人が、自分の授業を自習にして研修センターに通って、昇進するんですよ。私が60位になったころ、彼は副校長かな(笑)。

今日はこの辺で。



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