ぶんぽん

小学生の頃に遡る。駅まで続く細い道にさしかかると急に目の前が開ける。この道が好きだ。そ…

ぶんぽん

小学生の頃に遡る。駅まで続く細い道にさしかかると急に目の前が開ける。この道が好きだ。そんな小さな素晴らしさを沢山の人に伝えたいと思ったのが作家になりたいと思ったキッカケ。 自分のルーツについて調べて一つずつ少しずつ書いていきたい。スキやフォローをお返ししに行けないかもしれません。

最近の記事

曽祖父の会社~栄枯盛衰編②~ 田中氏(仮名)のこと

実は今回この記事を書こうと思った原動力となる思いがもう一つある。 三年で辞めてしまった、日本でも有名な経営者、田中氏のことである。名前の部分はフィクションにした。またまた、私の勝手なつぶやきだと思って大目に見ていただけるとありがたい。 一般的に学生から初めて社会人になったとき、全てが初めての事、壁にも沢山ぶち当たるが、そのころ経験した事が自分の血となり肉となり、その後社会人として働くための礎となったりもする。 だから振り返ればあの時良い経験をさせていただいた。あの時があっ

    • 曽祖父の会社~栄枯盛衰編①~ 田中氏が松工業にいた時のこと

      今から書く話は、曽祖父のいた会社について今の私ができる限り調べたものを文章にした記録である。(名前に関してはフィクションである) それに対するちょっとした私の気持ちを書いてみた。簡単な調べによって勝手な解釈もしているかもしれないが、一個人のつぶやきとして大目に見ていただけるとありがたい。相手方を思ってきれいに収めようと思ったけれど一向に筆が進まない。やはり…、私の思うことを正直に書いていきたい。 【登場人物】 松氏:曽祖父の義父 田中氏:3年間でやめてしまったが、のちに経営

      • 悪筆の弁 ~曽祖父の日記より~

        私の曽祖父について調べたいと思った。とはいえ、祖父に曾祖父のことをあまり聞いたことが無く何から調べて良いのかも分からない。 とりあえず手っ取り早く、曽祖父の追悼録の中の日記を見つけたので、その部分を抜粋して私の思うことを書いていきたい。 曽祖父は日記を毎日つけていたとのこと。そういえば私の祖父も毎日つけていた。やがて亡くなる前、病気がちになると、だんだん日記をつけるどころではなくなり回数が減っていく。その様子もいろいろな方々から寄せられた追悼録の文章を見ると、祖父と同じだっ

      曽祖父の会社~栄枯盛衰編②~ 田中氏(仮名)のこと