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やりたいことが一生見つからない理由

どもー。
分析太郎です。

様々な業種の市場分析や、
ビジネスアイデア考察を
生業にしています。

今回のテーマは、
「やりたいことが一生見つからない理由」
です。

皆さんは、
どのような方法で
自分を知ろうとしていますか。

僕は下村湖人先生の
『青年の思索のために』という
70年近く前に出版された本を
愛読しているのですが、
そこに重要なヒントがありました。


独坐して自己を反省するのも、確かに自己を知る一つの方法ではある。しかし、より一層確かな方法は、実務や他人との接触の中でたえず自己を見つめていることである。というのは、前の場合においては、たいていの人はいくらか自分で自分を弁護したがるものだし、後の場合には、ほとんどその余地が残されていないからである。

『青年の思索のために』下村湖人


先生が言いたかったことを
イラストにすると、
こんな感じでしょうか。

◾️人と接触する場合

人との接触で自分を知る


◾️実務と接触する場合

実務との接触で自分を知る


大学時代にこれを読んで、
「確かにそうだよなぁ」と
思った記憶があります。

僕は学生時代、
カナダを自転車で半年かけて横断しました。


移動している時間は基本ずっと一人なので、
先生の言う「独坐して自己を反省」を、
バカなりにしていたわけですが、
あまり実用的な気づきはありませんでした。


それよりも、
社会に出てからの方が
よっぽど自分を知れたと実感しています。

例えば、自分のやりたいことについて。
僕は経営コンサルタントとして
働いていたのですが、
お客様によって抱える課題は様々なので、
あらゆることを実践しました。

様々な実務を経て分かったのは、
自分はデザイン系の仕事が
驚くほど苦手
ということ。
お客様のSNSのサムネ案制作は
全くセンスがなくて
本当にしんどかったです。

ですが一方で、
データの分析や文章作成、
プレゼン発表なんかは、
少なくともデザインの仕事よりかは
明らかに向いているし、楽しいな

感じました。

そのような実務との接触を経て、
今の分析太郎の取り組みが
あるのだと考えています。

大学時代の自分は、
「俺のやりたいことって何だろう」と
頭の中でぐるぐる悩んでいました。

今だったら、当時の自分に言います。
頭で考えてるだけじゃ一生浮かばんよw」

そこには少しでも
実務の要素や他者との接触がないと、
自分で納得できる答えが
出てこないと思います。

考え続けている人は、
少しでもいいので
手を動かしてみてください。

最後までご覧いただき、
ありがとうございました。


モチベUP記事たくさん書いてます。


色んな仕事の将来性を分析してます。





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