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データメッシュを勉強していく:勉強の進め方

分析屋の下滝です。

『Data Mesh』本を読みながらデータメッシュを勉強しているのですが、なかなか理解が進みません。

そもそも全部読めてないので理解できてなくて当然なのですが、どのような側面から理解できればスッキリするのか考えてみました。

恐らく、次のような側面を理解したいと思うのではないでしょうか。
・データメッシュとは何かを知りたい。
・データメッシュはなぜ必要なのかを知りたい。従来のアプローチでは何が駄目なのかを知りたい。
・データメッシュのアーキテクチャはどのような要素で構成されるのかを知りたい。
・データメッシュはどのような技術で実装できるのかを知りたい。
・データメッシュの実装例を知りたい。
・データメッシュの適用事例を知りたい。
・データメッシュを採用できる状況はどのような状況なのかを知りたい。
・既存のアーキテクチャからデータメッシュに移行するにはどうすればいいのかを知りたい。
・データメッシュを採用した場合の組織構造を知りたい。
・データメッシュのアーキテクチャにおいて、どのようなプロセスで活動が行われるのかを知りたい。
・データメッシュの他の解説書を知りたい。
・データメッシュを理解するにあたっての前提となる知識を知りたい。

データメッシュとは何かを知りたい。

『Data Mesh』の1部に説明があります。多くの場合、4つの原則の観点からデータメッシュが説明されると思われます。

データメッシュはなぜ必要なのか。従来のアプローチでは何が駄目なのかを知りたい。

『Data Mesh』の8章に説明があります。従来のデータウェアハウスやデーレイクの問題点が議論されています。

データメッシュのアーキテクチャはどのような要素で構成されるのかを知りたい。

『Data Mesh』の9章に説明があります。

データメッシュはどのような技術で実装できるのかを知りたい

『Data Mesh』には、具体的な実装例は載っていません’(たぶん)。

以下、主要なクラウドプラットフォームでは、データメッシュの実装をどのように捉えているのかを紹介します。

GCP

AWS

Azure

データメッシュの適用事例を知りたい

このサイトで、様々な企業のケーススタディが紹介されています。

データメッシュの実装例を知りたい

探し中です。ひとつ上の適用事例の中でより具体的な実装例がわかるものがあるかもしれません。

データメッシュが採用できる状況はどのような状況なのかを知りたい

『Data Mesh』の15章に説明があります。データメッシュを採用(適用)にするあたっての前提が議論されています。

既存のアーキテクチャからデータメッシュに移行するにはどうすればいいのかを知りたい。

『Data Mesh』の15章に説明があります(p.299)。レガシーからのマイグレーションという節です。

特定の状況からデータメッシュへ移行する戦略は、同書のスコープ外としていますが、著者の経験に基づいて、いくつかの教訓が述べられています。

データメッシュを採用した場合の組織構造を知りたい。

『Data Mesh』の16章の「構造」に説明があります。ドメイン駆動設計に基づく組織設計を前提とし、チームトポロジーの用語を用いて説明がされています。

データメッシュのアーキテクチャにおいて、どのようなプロセスで活動が行われるのかを知りたい。

『Data Mesh』の10章に説明があります。

データメッシュの他の解説書を知りたい。

読んでいませんがデータメッシュを扱っています。

データメッシュを理解するにあたっての前提となる知識を知りたい。

恐らくこのあたりの書籍です。私の場合は読み切れていないので、読み中です。

ドメイン駆動設計
大前提です。ドメイン(境界づけられたコンテキスト)で分割するのが前提です。ただ、データメッシュを採用する上では前提ですが、データメッシュの考えを知る上では、それほど詳細は知らなくても良さそうな気もします。

マイクロサービス
こちらも前提に近いです。ただ、ドメイン駆動設計と同じく、データメッシュを採用する上では前提だと思われますが、データメッシュの考えを知る上では、それほど詳細は知らなくても良さそうな気もします。

アーキテクチャ
『Data Mesh』では、以下の書籍ででてくる用語がいくつか存在します。アーキテクチャ量子など。

組織設計
『Data Mesh』ではチームトポロジーでの用語をもとに、データメッシュを採用した場合の組織構造が議論されています。

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