今の学生はウェブ解析(マーケター)に私達より向いているという話。
こんにちは、分析屋の谷口です。
最近は、学生さん向けの就活ガイドブックを作成したりと、
どうすれば学生の皆さんにデータサイエンティストについて
知って頂けるかを考える日々です。
さて、今日は私達より実は今の学生さんの方が、ウェブ解析やウェブマーケターになるのに優れているのではないかという話をしていきたいと思います。皆さんは、
ジェネレーションX
ジェネレーションY
ジェネレーションZ
という言葉を聞いたことがありますか?
これは、インターネット普及後の世代をその人が
生まれた年代によって分類わけするものです。
元々、欧米で生まれた考え方ではありますが、
インターネットの進化が進む中で若い世代ほど
地域を超えた世界共通の特徴を持つようになっていると
言われています。
それぞれの世代の特徴
インターネットの利用範囲が拡大していく中で、
世代ごとに利用頻度や範囲には大きな差が生まれています。
それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
これを見て頂けると最初に私が申し上げた意味が分かると思います。
・ジェネレーションX(1965 - 1980年生まれ)
情報源はテレビ中心。
バブル崩壊を経験し、政治や社会活動に冷めた面を持っている。
仕事は効率重視で、仕事と家庭の両立を求める。
消費行動も強く、衝動買いもしばしば。
学歴を重視。
メール中心でSNSには疎い世代。
インターネットもPCを中心に利用。
・ジェネレーションY(1981 - 1996年生まれ)
ミレニアル世代ともいう。
情報はインターネット中心で手間がかからず短時間で出来ることを好む。
将来よりも今の楽しさを重視する傾向がある。
モノへのこだわりが少なく、体験を重視。
学歴やキャリアをあまり重視しない。
「デジタルパイオニア」とも呼ばれ、物心がついた時には
携帯電話やインターネットが普及していた世代で、
スマートフォンを使い、SNSでの会話が多い。
・ジェネレーションZ(1997 - 2012年生まれ)
既にSNSが広く普及していて、
情報源はインターネットの動画中心。
社会問題やダイバーシティ、インクルージョンに
対しての関心が強い。
自分と他社との違い(個性)を大切にしている世代。
「デジタルネイティブ」とも呼ばれ、
複数のデジタルデバイスを使って様々なチャネルでの
接点があります。そのため、情報発信能力が高く、
社会問題や自分の考えを受発信する能力に長けています。
※世代の区切りには様々な定義があります※
今のウェブ解析・マーケティングでやらなければいけないこと
今のウェブ解析やマーケティングに携わっている多くが、
ジェネレーションYに分類される人たちだと思います。
私もそうです。
私たちが、やらなければならないこととして、ターゲットを見極めるということです。今後、特に世代間の特徴を意識してウェブマーケティングや解析を行う必要があります。
特に自分たちで様々なデバイスやチャネルを使いこなしながら、情報を受発信するジェネレーションZ世代に対しどのようにアクションしていくかが重要になってきます。
今の学生さんが私達より長けていると思う理由
これまでの内容から少し分かっていただけたのではないかと
思いますが、今後ジェネレーションZを中心に回っていく時代で
マーケティングの知識や解析のスキルを持っていたとすれば、
私達よりZ世代の皆さんの方が長けているに決まっています。
それは、YouTubeやTikTokなど私達の世代に比べて自分自身の
表現を自由にしてきた世代であり、私たちに少ない感覚を持った
皆さんだからこそこれからの施策を考えるには持ってこいです。
今、規模は小さくても個人で同じようなことをしている人も多いと思います。Youtubeアナリティクスを確認することや、どうすれば他の人に興味を持ってもらえるか考えて、自分を発信すること自体もこの仕事にはつながってくると思います。
さいごに
私たちもまだまだ時代についていけるように頑張らないとなと
日々思う次第です。最近はLINEすら古くてInstagramでのやりとりが
主流なんだとか。検索もYoutubeやInstagramを使った写真や動画で
検索することが多いとのこと。
というのを知ってInstagramで色々検索してみたら
凄く便利だったので、私からもおススメしておきます(笑)
ここまで読んでいただいてありがとうございました!
ぜひ、ジェネレーションZ世代の皆さん、
ウェブマーケティング・解析のお仕事も
視野に入れてみてください!
この記事に少しでも興味を持っていただけたら「スキ」をよろしくお願い致します!
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