ラフランスとルレクチェの違いって?同じ西洋なしでも異なる見た目と味。
ラフランスは聞いたことのある方が多いと思いますが、西洋なしにもたくさんの品種があり、ルレクチェもその一つ。
見た目からしても違いは明らか、産地もラフランスは山形、レクチェは新潟が主流です。
共通点は、追熟が必要であること。木の上では熟さない性質をもつ彼らは、収穫してから1ヶ月ほど置いてから食べる必要があります。
昔は追熟するなんてことを知らず、レクチェに関しては商品にならないろくでない梨=ロクチェと呼ばれていたこともあるのだとか…。
最近になってようやくおいしく食べる方法がわかり、一般に出回るようになりました。
では、肝心の味はどうなのでしょう。
ラフランスは果肉も少し青みがかったような色です。食感はちょっとしっとりしたりんごのドライフルーツを食べているみたいな、ざらざらした感じ。
レクチェは中身は白っぽいです。ラフランスよりも果汁が舌にまとわりつき、なめらかさがあります。香りも芳香です。
どちらがいいかは好みにもよりますが……香りといい舌触りといい、私はレクチェに一票。
ただ、なかなか見かけませんし、追熟も色や香りで判断するのが素人には難しいので、農家さんから直接購入することをおすすめします。
個人的おすすめは、以前取材におうかがいしたこともある、新潟県の渡邊さんのレクチェです。
だいたいの食べごろなどを書いた紙を同封してくださいます。
11月後半から出回るはずなので、ぜひ一度食べてみてください。
これでおいしいものを食べます🍴 ありがとうございます!