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"就活"で世界を変える

こんにちは!ビジネスレザーファクトリー大学生ユースメンバーのゆうといいます!

ビジネスレザーファクトリー(以下、ビジレザ)とは、ソーシャルビジネスしかしない企業「ボーダレスジャパン」のグループ会社。日本のビジネスパーソンへ牛本革製品を届けることで、バングラデシュの貧困解決に挑んでいます。


私達ビジレザユースメンバーは、社会問題に対してアクションを起こしている大学生の集まりです。このブログページを通して、社会問題の解決に一歩でも近づきたい、と活動しています!

今回はビジレザの枠を超えて、日本中の熱い、輝く大学生にスポットを当ててみたいと思います!取材したのは、「エシカル就活」に取り組む勝見さん!

一体「エシカル就活」とは何なのか?ぜひ覗いてみてください!

1まずは自己紹介から!


ゆう:今日はよろしくお願いいたします!簡単に自己紹介をお願いします!

かつみさん(以下、かつみ):高千穂大学4年の勝見仁泰(かつみきみひろ)です。

東京出身なんですが、大好きな自然の中で暮らしたいと思い、今は鎌倉に住んでいます!海も山も好きで、引っ越してからは趣味のサーフィンで海を楽しんでます。

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(ブラジル、アマゾン熱帯雨林でのピラニア釣り)

2倫理性を軸にした「エシカル就活」


ゆう:自然が好きで引っ越してしまうなんて、愛がすごいですね!今日はそんなエネルギッシュなかつみ君が立ち上げた就活の団体について聞かせてください!

かつみ:Allesgoodという団体ですね!「エシカル就活」という概念を創出し、普及することに取り組んでるんです!

エシカル就活というのは「人、地球環境、社会に配慮した企業を選ぶ就職活動」のこと。

エシカル/Ethicalとは日本語で「倫理的な・道徳上の」などの意味があるんですが、僕らはそれを「人・地球・社会」に置き換え、エシカル就活という概念を生み出しました。

僕らAllesgoodは、本来の経済合理性や利潤だけを求める企業のあり方から「人・地球・社会」三方良しを追求し、「環境配慮」や「SDGs」に積極的に取り組む企業と、それら企業のエシカル度合いを軸に就職活動している学生と繋げています!

ゆう:なんと!新しい概念を作ってるんですね!!なぜこの団体を立ち上げたんですか?

かつみ:僕は自然好きが高じて、気候変動に対して留学などでアプローチしてるんですが…

環境活動家の友人から気候変動イベントのファシリを依頼されて、「学生気候危機サミット」というイベントに参加しました。

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(学生気候危機サミットでの1枚。)

そのサミットでは学生が気候変動や環境問題について訴えていて、超熱いイベントだったんですが、そこで出会った活動的な学生の多くが「社会的活動をしてるけど、そういう経験がなかなかキャリアに反映できない」というモヤモヤを抱えてることを知ったんです。

活動していてもキャリア選択っていうのがリアルにぶつかる壁で、周りにもそういう学生が多いことに気づきました。

だからそこの仲間たちと自分のやりたいことをキャリアに反映させられるような仕組みを作ろう、となってAllesgoodを立ち上げました!

3システムを先に作ってしまえ!


ゆう:確かに、まだまだ社会的活動の延長線上に就職という道は見えにくいので、エシカル就活はめっちゃニーズが高そう!!エシカル就活を広げた先にAllesgoodが目指す未来ってどんなものなんですか?

かつみ:そう言ってもらえて嬉しいです(笑)

僕たちは、就活を通して「社会を良くしていく」というのがざっくりとした方向性です。

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(Allesgoodのメンバー。)

例えば、僕が今一番関わっている気候変動問題。

あまり知られてないですが、気候変動の主な原因と言われる二酸化炭素の排出量の4割が産業界による排出です。

だから、気候変動を食い止めるには産業界の参加が不可欠で、産学連携が必要になります。

そこで企業の潜在的な「良い人材がほしい」というニーズと、学生の「エシカルな企業に就職したい」というニーズをマッチさせる。

つまり、良い人材が欲しければ、企業はエシカルにならなくてはならない。エシカルじゃない企業には就職しないっていう圧力みたいな(笑)

そうしていけば、おのずと社会は良くなっていきますよね!エシカル就活が当たり前になっていくに従って、エシカルな企業が増えていくんですから…!

先にシステムを作ってしまえば、システムに乗らないといけないという動きになるんです。

ゆう:就活を通じて社会改革するシステムを作る…エシカル就活の未来にはそんな壮大な社会システムという未来があるんですね!

かつみ:昨年の国連サミットで世界に衝撃を与えたスピーチをした環境活動家のグレタ・トゥーンベリーさんの活動もこのシステム作りなんですよ。

よかったら調べてみてください!(グレタさんの国連スピーチはこちら

4社会へのメッセージ~社会問題を個人レベルで考える~

ゆう:長時間ありがとうございました!それでは最後に、読者のみなさんに伝えたいメッセージをお願いします!

かつみさん:立ち上げた理由の一つでもあるけど、エシカル就活が広まった先には今より良い社会を見据えてます。

最近よく言われている「SDGs」。
これは「誰一人取り残さない」ための世界の目標なんですが、みんなが考えないといけない問題なんです。

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(フィリピン マニラでのスラム街にてウエストピッカー調査での1枚。

   写真に写る彼のことも取り残さないのがSDGsの目指す社会です。)

タイムリーな話題でいうと「Black Lives Matter」の運動もみんなが考えないといけない問題。白人警官に殺害された米国黒人男性のジョージ・フロイドさんの事件を米国から世界中に広がりましたよね。

環境活動家のグレタ・トゥーベリさんの”ClimateJustice/気候正義"も同じことを訴えていると感じます。

だから、いかにみんなが個人のレベルで考えられるかっていうのが大事。不平等な社会とか貧困とか、そういうものと自分がどう関係してるのかって考えないといけないと思います。

身近なとこでは、”買い物”。
僕は、「必ずオーガニックやフェアトレード認証のついた商品を」と強制する空気感は好きじゃないんです。それぞれ置かれている環境や経済状況が違いますし、認証済みだからOK、みたいに思考停止するのも無責任です。

なのでみんなでできることは”想像”することだと思っています!チョコレートを一つ購入する際でも「誰が、どこで、どのように」ここをまずしっかり考える。それが社会問題に関心を持つスタートだと思います!

人口の3.8%が変われば社会は変わると言われてるので(詳しくはこちら)、そういった消費行動を一人ひとりが変えていけば社会はいずれ変わっていくと思います。

きっと自分が肌で感じたことってそれだけのインパクトがあると思うので、個人レベルで考えるのが難しい人は、自然に触れてみたり、農業や漁業をやってみてください!

飛び込んでみたら分かることって沢山あると思います!


取材を終えて

かつみさんの「自分がする」という自主性や、問題だと感じたことに対してすぐに行動するところは、本当に見習わないとな…と思いました。

そして、かつみさんと話してると自分も何でもできるかも!って、思える!そんなエネルギーや魅力あふれる方でした!

私もこれから就活がはじまります。私も企業の「エシカル」性が就活の第一条件なので、Allesgoodさんにお世話になりたい…!

ホームページが公開されたので、みなさん早速見てみましょう!!

Allesgoodのホームページはこちら

AllesgoodのInstagramはこちら

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