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購入者情報のインポートはもう不要?!PCサポート自動連携【事例紹介】

今回の事例について
 ・X大学生協は、修理保証・サポート付きのパソコンを販売
・パソコンの販売サイトと、購入者を管理するシステムを利用していた
・入学シーズンには大量の購入者データを管理システムに取り込む必要があった
業務改善に向けてシステム改修を実施した。

事例紹介


■ 課題
システム間の手動データ取り込みの問題点

複数のシステムを使っている場合、データの連携を行わないと不便なことがあります。X大学生協では「パソコン販売サイト」と「PCサポート管理システム」の2つのシステム間で購入者情報の連携を行っていました。
定期的にスタッフが購入者データをダウンロードし、PCサポート管理システムにインポートしていました。

課題となっていたことは、

  • 新学期シーズンは、大量の購入者データの取り込み業務が発生

  • 学生が入学後すぐにサービスを利用できるように迅速な取り込みが必要

  • 取り込み忘れや定期的な取り込み業務が負担となっていた

■ 取り組み
システム間の自動連携の実装

そこで行ったのが「購入者情報の自動連携」でした。
パソコン販売サイトから購入者情報をPCサポート管理システムに自動連携できるようにしたのです。これにより、毎日18時に購入者情報が自動で取り込まれるようになりました。

■ 業務効率化&学生サービス向上の実現

システム間の自動連携の実装により、取り込み業務の手間が大幅に削減されました。また人的ミスがなくなったことも良かったです。連携業務が不要になった分、学生への対応に労力を回せるようになりました。
また、学生にとってもメリットがありました。
購入時のスタッフに手厚くサポートしてもらえるだけでなく、購入後すぐに「PCサポート」システムが利用できます。初回ガイダンスでしっかりとレクチャーが受けられて、PCを安心して利用されています。

■事例のポイント

・必要なデータのみの自動連携で業務効率が大幅に向上したこと
・生協の業務効率化と学生サービスの質が向上したこと
・部分的な連携でも、大きな業務改善が実現されたこと

まとめ


今回の事例はいかがでしたか?
システム間のデータ連携と聞くと大きなシステム変更だと感じる方もいるかもしれません。ですが一部分だけの連携も可能です。システム会社に相談してみるのもいいでしょう。
これからも企業の発展のためには "かしこく" IT技術を活用することが必要となります。知らなかったことで「損した」「コストに見合う成果が得られなかった」ということがないよう、ビジネスデザイン研究所はこれからも役立つ情報を発信していきます。


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