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窓にすき間があるのは当たり前?

基本的に窓は開け閉めするものなので、どうしてもすき間ができます。
特に従来の引き戸はすき間が多く、冬の隙間風の要因にもなってきました。
ただ窓にもよるのですが、最近はすき間が少なくなるよう工夫されていますので、昔の窓のように大きなすき間はなくなりました。
一般的には引き違い窓のようなスライドさせて開け閉めする窓よりも、倒し窓や開き窓などの方が気密性は高くなります。(最近は引き違い窓も気密性能が高いものもあります)
従来は窓のすき間が大きかったため、これが住宅全体のすき間の大きさ(相当隙間面積(C値))に与える影響が大きかったのですが、窓の気密性能が高くなると住宅も高気密化されます。

窓には閉めたときにすき間が少なくなるようパッキンが入っているものがありますが、パッキンは時間とともに劣化します。
一般的にパッキンの寿命は10年くらいと言われていますので、窓の気密性を高く保つためには定期的なパッキンの交換が必要です。

窓は開け閉めするものという思い込みがあるかもしれませんが、通風が不要な場所は開け閉めする必要はありません。
そのため採光や眺望のみの窓はFIX窓にすると、すき間が少なくなり、窓にかかる費用も安くなりお勧めです。

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