見出し画像

なぜ誕生日に新譜をリリースするのか

昨日、「無味」のアカウントでも発表したんですが…

6月3日にアルバムをリリースすることができませんでした…ッ!!

毎年6月3日にアルバムをリリースしているのですが、今年は間に合わず…まだ4曲くらいしかないし
その4曲もボーカルをちゃんとスタジオで録りたいしギターももっと足したいしなあ…

曲も、エモとかハードコアに挑戦したいから期限に合わせてちょいちょいって出して後悔したくないしなあ…

今、バンド3つやってて忙しいし…

以上、言い訳でした。

なぜ6月3日なのか

いっぱい曲を書いていると普段オリャ~~~ってギターを弾いてるときよりも、
『「作詞作曲する」ということは自分にとってなんなのか』ということをよく考えるんですよね。
なのでちょっと自分で整理するために書き留められればなと。

まず6月3日というのは、"きのこ"であり"無味"でもある僕の誕生日です。
ちなみに今年で30歳です。なりたくねえ~~~~~~~~~~~~~~~~

まず一つの理由として、誕生日に自分の音源を出すことで自分への誕生日プレゼントってのが一番です。
自分の声こそゲボ声であんまり好きではないですが、トータルの楽曲と演奏としては最高に最高だと思っています。
否、思うようにしています。
以前、尊敬する音楽家の先輩に「拙い音源ですが…自分の声とか全然好きじゃないけど…聞いていただけたら…」と自分のバンドのCDを渡したんですが
「じゃあいらないよ」と一蹴されたことがあります。
そりゃそうよね。それこそ衣食住に関わるわけでもない趣味の範囲と言っても過言でもない物、それくらいピッカピカに素敵なものを受け取りたいですよね。
だからリリースした本人くらいには「良いものです!」って言ってほしいよね。
っつーことで、自分でも言うようにしてます。
そんな最高の音源が自分の誕生日にリリースされるのって超うれしいじゃないですか。サイコ~~~。聞きまくろう~~~。

ほかの理由は、「作品を残す」というところがあります。
同性愛者である自分は「子孫を残す」ということが一般的な男性よりも難しいところがあります。
高校生にそのことを自覚した当時、僕は絶望しました。マジのマジで。
死んじまおうと思いました。"普通"じゃないんだなって…
でも大学以降、「自分が子孫を残せないなら作品を残そう」というマインドになりました。
僕は、バンドとソロのシンガーソングライター活動以外にも、ラジオや小説を出した時期もありましたし、映像も作っています。
頭の中具現化オタクです。
だから誕生日に作品を残すということは自分にとってとても大きい意味があると思っています。

そんなこんなで6月3日に出すようにしてます。
(出したかったッ…間に合わない…)

どういうアルバムになりそう?

そんなこんなで4曲くらいはあるんだけど…
現在ある曲&想定したものでどういう方向性かってとこなんですけど

半年前までは
lo-fi hiphopやドリームポップを中心に新曲を追加していこうと思っていたんですけど
蓋を開けてみたらアラ不思議!!
ドラムしばき倒し系ギター音圧パツパツ系のうるせ~~~曲ばっかりになっちゃった!
しかも次はハードコアやろうとしてる!Happy!

これには4月23日に出演した「向こう3軒両隣」というイベントの影響が大きいです。

出演者は友達ばっかりな上に、どの人も尊敬できるプレイヤーで、お客さんもたくさん入って最高なイベントになったわけですが、
このイベントで自分が立つべきポジションと、モチベーションが再確認できたんですよ。

僕は歌詞書くときに「自分の苦しみ」「自分がむかついてること」「なんも意味ない文字列」の3つを中心に詞を組み立てることが多くあります。
当たり前なんですけど、それらで錬成された楽曲を"良くない"と断言はできないじゃないですか。もちろん抜群に良い可能性も大いにあるし。

ギターに関しても、伴奏として楽器として素晴らしくなろうという意識ももちろんあるのですが、「フロア及びメンバーも、ここにいる全員を俺のギターでぶっ殺す。歌聞こえない?はぁ~?しらね~?」みたいなモチベーションも併せもっています。
(もちろんTPOに合わせることはしてますよ!)

それらも、だれにも否定できない「素晴らしい音楽」であり、
俺はそれを「素晴らしいものとして伝えたい」という意識がイベントで芽生えました。スキマ産業でもあるし。
簡単に言えば負けねえかんな!!!!!!ってことです。

(だからリリースしたらどこかでライブさせてほしい~~~~実はバックバンドのメンバーも集めてますよ~~~)

とか~言いつつ~?
ファンクやポップスにも挑戦したいし、自分の音楽のルーツってHip-Hopなのにそういうトラック書いたことないのもったいないし、弾き語り用の曲も欲しいし
なに入るかはわかんないです。
俺の才能に期待しててください。

無味という名前

無味という名前には「6月3日」という意味と
「今は味がないからこれからどんどんと味を足せる」という意味がありま
す。
特に「こういう曲をやろう」と決めないで、いろんな味の曲を出していきたいというのが強くあるプロジェクトです。
なんなら「歌いたい」「ギターが弾きたい」という願いすらないです。歌とか声とか別にいらんくね?と思ったら無くすし。必需品じゃないしな。
ジャズかもしれないHip-Hopかもしれないパンクスかもハードコアかもしれないし、現代芸術に挑戦するかもしれないし…

僕が世界で一番「音を楽しんでる」ってことを証明できればなと思っています。

と、いうわけで

6月中には絶対出すので待っていてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「待ってる人なんかいねえよ」?は?
俺がいるんだが?一番聞きたいのは俺自身。

サポートお願いします!文なり曲なり諸々の経費として活用します!下手したらなんでも聞いちゃうよお願いとか。