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これいいね! 12_西松屋の「商品取り棒」だけじゃない

誰がお客様なのか?

そして、そのお客様は、どのような特徴があり、どのような行動特性があるのか?

その結果、何がOKで、何がNGなのか?

そのあたりのことを、きちんと調べたうえで、お客様に商品やサービスを提供することはもちろんなのですが、

商品やサービスといった直接的なことだけでなく、商品やサービスを提供するために必要な、その周辺のことについても、

お客様の特徴や特性をきちんと把握したうえで気を配るということが大切なのかな、と思います。

そういうことができていると、やはり、「すごいな。ちゃんとしてるな。」と思い、嬉しくなってしまいます。

言わずと知れた『西松屋』さん。

衣類をはじめとして、子供用品や赤ちゃん用品を販売するお店。

下の子が小学2年生なので、西松屋さんには、まだまだお世話になっております。

どの店舗も比較的床面積の大きく、たくさんの商品が陳列されているので、ぐるぐる見て回っても、なかなか飽きることがありません。

そんな西松屋さんの衣類の売り場。その至る所に、何やら棒状のものがあります。

その正体は、「商品取り棒」

高いところに陳列されている商品も多いので、サッと取れるように、こんな道具を用意してくれてるんですね。

子供用品や赤ちゃん用品を販売するお店なので、

お客様と言えば、妊婦さんや産後すぐの方、そして、小さい子どもを抱っこしながら、片手しか空いてないママなど。

ちょっと面倒な動作に対しては、なかなか自由に体が動かせないだろう方も多いはず。

「どうすれば快適にお買い物をしていただけるだろうか?」

そんな配慮がなされた結果なのかな?と推測します。

これいいね!素晴らしい。

しかし、素晴らしいのはこれだけではありません。

こっちを見渡しても、

あっちを見渡しても、

高いところのものを取るためのステップがありません。

特に、妊婦さんの転落事故を防ぐ、という意味もあるのかもしれませんが、

これ、恐らく、子どもを事故から守ろうとしているのではないかと思います。

お客様がママならば、子どもを連れてくる可能性は極大です。

小さい子どもが怪我をしないように、という配慮。

素晴らしい。

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