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1_01_今日は勝ちの日?負けの日?

このnoteは、投げ銭スタイルで投稿しております。
最後までお読みいただけると嬉しいです。

一日の終わりに、その日の出来事を振り返り、今日は勝ちの日だったのか、それとも、負けの日だったのか、判定してみることをお勧めします。
なぜそんなことをお勧めするのか・・・

ぶっちゃけ!
「誰もあなたのことを見てくれてないからです!」

「今日はあらかじめ決めておいたタイムスケジュールどおりに仕事を進めることができた。」とか「今日は、長い間準備してきたプレゼンテーションが上手くいった。」など、自分なりに良かったと思える日を”勝ちの日”とします。
逆に「今日は、順調に進めることができていたはずの仕事でミスが見つかり、かなりの手戻りが発生してしまった。」とか「『こんなこともわかってないのか!』と上司に叱られた。」など、自分なりにだめだったと思える日を”負けの日”とします。
あくまでも”自分なり”で良いのです。それを、手帳か何かに書いておきましょう。
そして、毎月、月末にでも勝敗結果を振り返り、自分がどのくらい勝ちの日や負けの日を過ごしてきたのかを思い起こすということをやってみてはいかがでしょうか、という提案です。

これを実施する最大の目的は、”自分で自分を褒めてやること”です。
もちろん、負けの日より勝ちの日が多いに越したことはありませんが、それはあくまでも結果に過ぎません。
勝ち越して喜ぶのか、まだまだだと思うのか。負け越して悔しく思うのか、すぐに気持ちを切り替えようとするのか。
結果の振り返り方は人それぞれあって良いと思います。
しかし、結果の振り返り方として重要なことは、
「勝ちの日も負けの日もいろいろあったけど、でも、今月もこうして頑張ることができましたね。お疲れ様。来月も元気出していこう!」
と、1ヶ月生きて過ごすことができた自分をねぎらってあげることです。

忙しくなればなるほど、振り返るための時間がどんどんなくなってきますよね。ひどいときには、振り返ろうとすることすら忘れてしまう。これでは、あなた自身がかわいそうです。
今日の勝敗を判定するために、1日5分で良いので振り返る時間を取って、結果の善し悪しにかかわらず、頑張った自分を褒めてあげてください。
もしも、「今日は頑張れてなかったな。」と感じたら、「きっと明日は大丈夫。頑張れよ自分。」と、明日の自分にエールを送ってあげてください。

規模の大きな仕事に携わったりすると、数ヶ月や数年という単位で仕事が継続していきますので、とてもじゃないけど、1日単位で仕事が片付くことなどありません。だから、逆に日々区切りを付けて、良かった日は明日もそうなるように、悪かった日はリセットしてしまえるように、自分の気持ちだけでも整理しませんか、ということです。

参考までに、私の場合は、1ヶ月の振り返り方として”相撲の星取り方式”を採用しています。
つまり、1ヶ月間を振り返ったときに、1日でも勝ち越していれば良かった月としていいよね、という考え方です。1日でも勝ち越せば良いということなので、31日ある月は16日勝ちの日があれば良いということになります。しかし、私のように、放っておいたらすぐにネガティブ思考になってしまう人間にとって、16日も「今日は勝ちの日」と思える日を作るのはなかなか大変です。
そこで、私は、勝ち負け判定をするとき、自分の能動的な行動によるものだけでなく、運や単なる偶然によるものも対象にしています。
例えば、「朝の電車で座席に座れた!」とか「結ぼうとしたら靴紐が切れた!」などです。
そうすると、1日振り返るだけで、これまでなら意識もしなかったことが思いの外たくさんあることに気がつくと思います。振り返りは、決して仕事に関係することばかりでなくて良いと思います。
ここでも、大切なことは、けっこういいことあったじゃん、と思ってあげることだと思います。それが、どんな些細なことでも全然構わない。私は、そう思います。

これを続けていくときに、気をつけたいこととして、「あまり勝敗にこだわりすぎないこと」というのがあります。

勝ちの日を増やすために努力することは素敵なことだと思いますが、勝敗をシビアに考えすぎると、駄目だったときに「あぁ、駄目だ・・・」と気分が塞がってしまう原因となる可能性があります。一ヶ月の振り返りをする前に、「今月は多分勝ち越しだな。」というくらいのざっくりした感じで十分だと思います。

なぜ、こういうことをお勧めするのか。それが今回のぶっちゃけ!ですが、私が思うに、
・そもそも、あなたのことを関心をもってよく見てくれている人が少ない。
・見てくれていたとしても、それを良かった悪かったと評価してくれることもあまりない。
・ましてや、あなたの頑張りを応援してくれることなどほとんどない。
というのがあなたを取り巻く環境なのではなかろうか、と思ったからです。
だから、少なくとも自分くらいは自分のことをよく見てあげようよ、と思ったからです。

あなたのことを気にかけて、よく見てくれている人、どれだけ居ますか?
あなたの上司ですら、「忙しさにかまけて・・・」という言い訳の下、ほとんど見てくれてないのではないですか?部下の仕事ぶりをしっかりと見て、査定評価することが上司にとって最大の、そして、唯一と言っても良いくらい重要な仕事であるはずなのに、その人ですらあなたのことに全く関心がない感じがしませんか?ろくに見てもないのにどうやって評価しているんでしょうね。それはさておき。

「自分だけは自分のこと、しっかりと見てあげようよ。」ということに慣れてくると、一緒に仕事する仲間に対しても同じように関心を持って見られるようになってくると思います。そして、機会ある度に「あなたの○○良かったよ。」と声をかけてあげてください。内容なんて何でも良いのです。どんなに小さなことでも良いのです。

ちょっとした変化に気づいて声をかけてくれたりすると、「この人よく見てくれてるなぁ。」と思いますし、それだけで嬉しい気持ちになりますよね。そういう人こそ是非大切にしてください。そして、是非、あなたもそういう人になってください。

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