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書評「頭がいい人の読書術 尾藤克之」


読書は毎朝の習慣になっているが、「他の方の読書術はどんな感じなんやろ??」と少し気になり読み進めてみた。

本書の結論は「本はあなたの好きによめばいい」である。

これは本質を突いている、と感じた。

さまざまな読書術の本に速読のメソッド等が記載されているが、恐らくそれが全員に合う、という事はないだろう。

なぜなら、皆読書の目的が異なるからである。

なので、自分の好きなような形で読めば良いのである。

自分に合わない方法で続けた結果、読書を嫌いになってしまっては本末転倒なのだ。

また、読書の目的をどこに置くかも大事だと思う。

私の場合は「新しい知識を吸収して、仕事や私生活に活かしたい。」である。加えてシンプルに活字を読むのが好きだ。

さらに言うと最近ではnote上で要約や感想を発信して、「まとめる力」をつける練習もしている。そのための題材として、本は私にとっては必要不可欠である。

兎にも角にも、好きな本を好きなように読めばいい。

そして継続させる為には、如何に「楽しいと感じるか」が、最重要だと思う。

最後に、本書でよいなあと思った部分を一部抜粋して終わりとさせていただいたい。

▶︎多くの場合、キラーコンテンツは最初に持ってくる傾向が多い。なので、第一章を読んでつまらないと感じた場合は読み進めずに「ご縁がなかった」と終了するのがよい。
▶︎無理なく読書を続ける方法はアウトプットをすること。友人家族に本の内容を話すでもいいし、読書日記をつけるでもよい。
▶︎目次を読まないのは大変リスキーで、地図をもたないまま歩き出すようなもの。目次を読むことで本の全体像と文章の関係性が理解できる。本を読む前の準備運動として必要不可欠である。

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