うつ病で心療内科に通院しているけど医療費ってこんなにかかるの？

年○○万もかかるという噂を聞き驚愕。
不安だった自分を安心させてくれた神様みたいな制度とは・・・

それは「自立支援医療制度(精神通院医療)」です！

みなさんはご存じですか？

今まで知らなかった僕は、知ることができてとても嬉しかったので、記事にしました。

誰かの役に立つことができれば幸いです。

自立支援医療制度とは？

自立支援医療制度とは、病気の治療にかかる医療費の自己負担分を軽減する制度です。

通常僕たちが病院などの医療機関を利用したときは、かかった医療費の３割を病院の窓口で支払います。

しかし、自立支援医療制度を利用すると、病院の窓口で支払う金額はかかった医療費の１割の負担で済みます。

自立支援医療制度には、以下の３種類があります。
①「精神通院医療」(精神疾患のある方)
②「更正医療」(身体障害のある方)
③「育成医療」(身体障害のある子ども)

今現在、僕はうつ病で通院しているので①「精神通院医療」に当てはまります。

精神疾患で一定の症状があるため、継続して通院する必要がある方を対象にかかった医療費の自己負担額を軽減する制度です。

精神疾患には、うつ病以外にも「双極性障害」「統合失調症」「適応障害」などがあげられます。

どうやって申請をした？

まずは通っている病院で主治医の先生に自立支援医療制度を受けることができるかを聞いてみました。

聞いた結果、受けることが可能とのことだったので必要書類を作成してもらいました。
自立支援医療診断書という書類です。
記憶が曖昧ですが、保険適用外なので3500円ほどの作成費用がかかりました。

必要書類が揃ったら、自分が住んでいる市区町村の窓口にいき申請をします。僕の場合は障害福祉課が窓口でした。

申請が認められると、自立支援医療受給者証が発行されます。

ただ、作成には２～３ヶ月かかるとのことで、この記事を書いている現在は手元に届いてはいません(--;)

でも安心しているのは、申請の際に書類の控えをもらっているので、それを病院の窓口でみせると大丈夫だそうです。
遅かれ早かれすでに支払った分も申請した日以降であれば返金されるとのこと。
出費に敏感なここ最近なのでなんて心強い！

そして僕の住んでいる市では1割負担額も助成してくれる制度があるらしく、実質無料になるらしい。
ここは市町村によって違うみたい。

ということで必要な書類をまとめておきます。
・自立支援医療支給認定申請書　※市区町村窓口でもらえるよ。
・医師の自立支援医療診断書
・健康保険証
・マイナンバー

住んでいる市区町村によって、流れや手続き方法が異なる場合があるため、事前に窓口で確認をしておくと安心です。

デメリットはあるの？

メリットばかりの制度ですが、気を付けなければいけないことが！

1つ目は指定された病院、クリニック、薬局でないと使用ができないことです。
自立支援医療を受けることができるのは、各都道府県政令指定都市から指定を受けた病院やクリニックに通院する場合です。
自分が通院している病院が指定を受けているかが重要になってきますので、行政のホームページや市区町村の窓口で確認する必要があります。

また、申請書を提出する際、通っている病院、クリニックの名前、住所、電話番号を記入する欄がありました。
必要なことを知らなかったため、急いでスマホで検索して記入するはめに。
お薬手帳や診察券を持っていくとスムーズかもしれません。

２つ目は更新手続きが必要なことです。
受給者証の有効期限が１年間のため継続して自立支援医療を受けるためには更新手続きが必要です。
期限が切れる３か月前から更新手続きが可能で、手続き完了には１～２ヶ月ほどかかるそうです。
すごく忘れそう、、、笑

まとめ

うつ病などの精神疾患はゆっくりと少しずつ改善していくことが多いため治療には長い時間がかかる場合があります。
自立支援医療制度などの制度を活用することができれば、経済的な負担が軽くなるので、安心して療養期間を過ごすことができます。

手続きや揃える書類がたくさんあり、多少疲れるかもしれません。
でも、主治医や行政の窓口は基本的に優しく丁寧に色々と手助けしてくれたので、ゆっくりですが一つ一つ進めることができました。





できるだけ不安やストレスを軽減して療養期間を過ごせるように、無理のない程度で情報収集をしていきたいですね。





また記事にできることがあったら発信していきます！





最後まで読んでくださりありがとうございます。