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異業種への転職

2023年1月。
社労士事務所に転職をした。
転職までに至った経緯を振り返ってみる。

元々、中学生の頃から「他者に貢献できる仕事をしたい!」という思いを抱いていた。
それが保育士なのか、また介護士なのかは漠然としていたが、とにもかくにも福祉業界に進むことははっきりと自分の中で確立していた。

福祉に対するイメージとして、給与が低いとか、重労働だとか、色々な噂や憶測が飛び交っているが、それ以上のリターンはある。
ビジネス的な視点からみると、やり方次第ではあるが、給与アップ、キャリアアップができないわけではない。
他者に貢献をたくさんしていけば、必然的に報酬も上がっていく。
結局はどの業界にいたとしても自分次第。

自分の好きな考え方を紹介する。
老子の格言で、『授人以魚 不如授人以漁』という言葉がある。
「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」 という意味で、
「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方。

そのマインドを持ちながら過ごしてきた結果、ありがたいことに福祉業界でプレイヤー側から、マネジメントをする側にキャリアアップをすることができた。
本当に運がいいと思う。
しかし、いざ事業所を運営していく立場に立ってみるとすごく大変だった。
利用者さんへの支援以外にも、労務の視点、経営の視点など、視野を広げながら必死に立ち振る舞った。
そして、今まで関わりのなかった人たちとの出会いが多々あった。
その中で、社会保険労務士という業種に出会うことになる。

「働くこと」って老若男女、障害の有無に関係なく、誰もが実現できること。いわゆる多様性のある働き方。
福祉業界でも他者貢献ができているが、労務の側面から人に関わることができる社労士の立場になれば、また違う切り口で他者貢献ができるのではないか?
自分の可能性を広げるために、社労士業界への転職を決意。
社労士に特化した求人サイトに登録をして転職活動をすすめた。
無資格でも応募ができて、自分も成長しながら他者貢献できそうな事務所に応募。
ありがたいことに、最初に応募した事務所から内定をいただき、早々に転職活動が終了。
当時働いていた福祉事業所の引き継ぎを完了させて、異業種への転職に対して期待に胸を躍らせていた。
2022年12月は有休消化でポケモンを楽しみながら、年明けの入社日を待った。

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