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18.ウィーン三昧、クリムト・シーレこれまだ午前中

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前回のお話はこちら↑フォルクスオーパーでこうもり観賞した話

ウィーン旅行2日目

この日は朝から、Belvedere(ベルヴェデーレ宮殿)へ向かった。
チケットで並んだり買い方に困って時間をロスするのが嫌だったので前日にオンラインで買った。
朝10時からの入場スケジュールで、私は10:15のを選んだ。

美術館は朝一に行くことをお勧めしたい。特にこういった観光地にもなる美術館は昼過ぎると基本的に人でごった返して作品鑑賞どころじゃなくなる。

チケットを買うとQRコードが発行されるので、入場する際に提示するだけでOK。
念のためこの日も身分証明書として国際免許証を持ち歩いていた。

Belvedereの豪華すぎる敷地

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Belvedereはかなり広い庭園があり、3つの建物で構成されている。中心のUpper Belvedere(宮殿)にクリムトの接吻がある。正面から見る宮殿は、日本食品の本社に見えて仕方なかったので、横から写真を撮った。この宮殿がモデルになってるだけある。
私は田舎者魂で、現代美術に特化したBelvedere21の建物にも入れるチケットも同時に買った。ちなみにBelvedere21の建物は庭園を抜けて道を挟んだところにあります。Upper Belvedere(宮殿)の庭が広すぎて結構歩いた印象。
あとはLower Belvedereといった建物がある。こちらは無料。ユージーン王子の歴史資料館のようなところ。こんな感じで広い。

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Upper Belvedereは超デカい宮殿なので、じっくり見てたら2、3時間はざらにかかると思う。
私はクリムトの接吻が見れたらOK!の軽さだったので結構テンポ速めで鑑賞した。
また、朝だから人が全然いなかったのも良かった。

彫刻、絵画、陶芸ほんとにどれも美しくて、生き生きしてた。

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芸術の生命はおそるべし。
ずっとずっと永遠に、人間の命よりも遥かに長く生き続けて、息をしている。

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ナポちゃんもいたよ。^^

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クリムトの接吻ご対面です!

接吻を見た時は、時間が止まった。
愛に溢れて生命に溢れて、計り知れなかった。
「クリムトさん、、本当にありがとう。
日本人の超平凡な田舎者があなたの芸術を知った時に、絶対に生で見るぞ!と夢を与えてくれました。
ここまで本当に来ちゃいました。夢をありがとうございました。」

と拝むようにとにかく感謝の気持ちを絵に伝えた。

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Belvedere内には結構人が既にいたはずなのに、私がクリムトの接吻が展示される部屋に立ち入った時は私一人しかいなかった。あとは、警備員のおじさん。

だから、クリムトの接吻を独り占めしてど真ん中で拝めた。
こんな贅沢あるのだろうか。。。

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そして、いろんな絵画を見た。
エゴン・シーレの抱擁は、どこにあるんだ?と思いつつだんだん宮殿の出口が見えてきた。出張でもしてるのかな?と諦めたんだけど、なんとなく薄暗い廊下があって。
そちらに吸い込まれるように入って行った。
正直、倉庫か非常口、もしくはお手洗いとかにたどり着きそうな暗い廊下。(失礼)

すると、、、なんと!!そこに抱擁が展示されてるではないか!!!!驚き。

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これは見逃す人多いだろうなぁと思いつつも、そこでまたエゴン・シーレさんに向かって拝む。
私が高校生の時に美術の授業で模写に選んだのがエゴン・シーレの抱擁。これまた思入れの強い一点だった。

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ウィーン旅行記2日目はつづく
ちなみにプロポーズまではまだまだ502日

ウィーンに来たら絶対行きたい!Belvedere宮殿!

Belvedereのウェブサイトです。ドイツ語表記と英語表記がありますが、ページによってはドイツ語のみ!

ちなみに11時過ぎるとチケット売り場は大抵長蛇の列になりやすいそうです。
クリムトの接吻が展示されている部屋も午後になると大勢の鑑賞者で賑わうとのことです。

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美術館観賞の心得(個人的な意見)

あと一つ、個人的な意見ですが美術館といえども宮殿です。ドレスコードはありませんが、なるべく綺麗な服装で出向くのが良いかなと思いました。
日本の観光ガイド本なども見ましたが、そこでおすすめされてた服装が、美術館巡りをするならウィンドブレーカーに歩きやすい靴、リュクは小さめでウエストポーチは必須!!

みたいな、、ハイキング行くの?という服装がおすすめされてました。たしかに、スリ防止や疲労軽減にはなると思います。また、古い建物が多いことから階段の上り下りが多いです。

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でも宮殿の中の雰囲気をなるべく保つためにも、綺麗な服装でいることは大切だと思うし、なによりもそこで働く方々は誇りを持って働いてらっしゃるので、働いてる方への敬意も込められると思うのです。

実際にネオンカラーのウィンドブレーカーにアウトドア用のハット、首にタオルを巻いて、リュックは前に担ぎながら大声で話されている鑑賞客3人組(50代後半くらい?)と遭遇しました。
ちなみに日本人でした。なんとも恥ずかしく悲しい気持ちになりました。

あんまり良い・悪いで判断したくはないのですが、この時は他人なのに恥ずかしくてたまらなかったです。
こればかりは、「アジア人差別される!」と怒っても仕方ないのでは?と思うのです。どう見ても非があるので。

ヨーロッパの方もカジュアルな服装っちゃ服装ですが、タオルは首に巻いてませんね。首からぶらぶら小さいポーチやカメラもぶら下げてない感じです。伝わるかなぁ。。

ちなみに私はモノトーンにしたスタイリングでいきました。靴は、ローヒールでビジューがついてます。黒のレザートートバッグ(わりと大きめ)で行きました。全くアジア差別は受けてないし、どの美術館や観光地に行っても、皆さん優しく接客してくれたりしました。

よりよく旅を楽しむために、オシャレすると良いことがたくさんあると思います。あくまで個人的な意見ではありますが、参考になれば。
必ずいい旅になると思いますよ。

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