見出し画像

2000年代、死者の年表(『STUDIO VOICE』2009年9月号)

『STUDIO VOICE』の2009年の休刊号に載った年表です。2009年8月に出た号なので、7月までに亡くなった人のリストになっています。「え、この人亡くなってたの!?」と驚く名前もあるのではないでしょうか。たしかこのリストをもとに、実際の掲載は編集部が取捨選択して付け足したりしてたと思いますが、渡したのはこのデータ、ということで。

本当はたしか写真特集号のはずだったのが、突然休刊が決まったために、急遽「ゼロ年代総括特集にするか!」となった記憶があります。編集長の松村さんと雑談中に「2000年代ってまだピンと来ないですね~。どちらかというと20世紀にあったものが無くなっていった時代に見えますね。そういう特集どうですか」と話したような……。今なら時代から距離ができたので、ゼロ年代はもうちょっと違ったまとめができそうですね。そろそろ周期的に2000年代懐かしがりブームが来るでしょうから、2000年代カルチャーブックの目次を考えておきたいところです。

■2000

1月5日 小島剛夕(漫画家) ※子連れ狼画
1月22日 大高猛(グラフィックデザイナー)※大阪万博の桜マーク
1月23日 成田きん(きんさんぎんさん姉)
1月28日 どんと(ミュージシャン)
2月9日 荒井注(ドリフターズ)
2月11日 ロジェ=ヴァディム(映画監督)※バーバレラ
2月12日 チャールズ=シュルツ(漫画家)※スヌーピー
2月26日 今竹七郎(デザイナー)※モダンデザインの父
3月10日 ジミー時田(ミュージシャン)※マウンテン・プレイボーイズ
4月23日 杉浦茂(漫画家)
5月13日 ジャンボ鶴田(プロレスラー)
5月14日 小渕恵三(84代総理大臣)
5月30日 井上大輔(作曲家)※ブルーコメッツ
7月2日 青江三奈(ブルースの女王)
8月24日 アンディ・フグ(格闘家)
9月20日 徳間康快(徳間書店創業者)
10月12日 ミヤコ蝶々(女優)
10月31日 真鍋博(イラストレーター)
11月12日 フランク=プゥルセル(イージーリスニング)
12月5日 鈴木その子(美容研究家)
▼12月号 『太陽』(平凡社)休刊

■2001

ここから先は

10,736字
2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?