薬剤師が始末書を書くコツ

土曜日、日曜日は大体こっそり出勤して施設のお薬をチマチマと作ることがルーチンになっています、どうもブロッコリーです。別に休日出勤したいわけではなく、平日に施設の薬を作るほど暇がないのです。暇があるときは土日は出ません!

さて、今日は始末書のお話。
自身の周りの薬剤師で、ここまでに始末書を書いた経験のある薬剤師は聞いたことがありません。どれくらい書いたかと言うと、ここ3年で10件以上( ^ω^)・・・
不思議に思ってググると、始末書を書かせるのは退職に追い込むためだとか、要するに私は会社には必要ありません!と言われているのだと知りました。
内容はというと、

「とある私立幼稚園でのエ〇ペンの勉強会をした罪」
⇒「コロナ禍に何しているんだ!しかもこちらは人がいないのに!」
※もちろん事前に相談していました。

「一般人、介護関係者への薬局活用方法の講演をした罪」
⇒「なんで勝手にOKするんだ!しかもこちらは人がいないのに!」
※もちろん事前に相談していました。

「職員が1カ月で退職した罪」
⇒「お前がアレコレ指示を出すから辞めたんだ!せっかく人が入ったのに!」
※入る前から怪しかったし、強いて言うなら何も言わなさ過ぎた。何を根拠に言っているのか…

 以前の記事のビオ〇テンの件でももちろん作成しました。
ほんの一例ですが、おそらく地域でもっとも始末書を書いた経験のある薬剤師であることは自負しています。(全国で見たらまだまだかもしれませんが。)

 ここであまり始末書を書いたことのない薬剤師の方々のために、始末書の書き方を伝授させていただこうと思います。
 私が所属している法人は、黒いです。「ブラック&ワンマン」という言葉が非常にしっくりくる法人です。
 普通の薬局の場合は「行ったこと(事実)」と「なぜそのようになったのか(理由)」と「今後どのようにするか(反省と改善)」を流れに沿って文を作成し、あとは手書きで書けば万事OKだと思います。ブラック&ワンマンの場合、そうはいきません。なぜなら「事実」に至った経緯など、社長は自身の解釈で勝手に経緯を捏造?しているので、こちらがアレコレ本当のことを伝えたところで、ジャイアニズムの強い社長様には「何、言い訳言ってんだ、お前」と一蹴されてしまう始末です。
 ですので、通常の文の流れの、あいだあいだに、「○○社長が仰ったとおりに…」とか「以前○○社長から教えてい頂いた…」とか、『やっぱり社長はすげえよ!俺には遠く及ばねぇよ…』『社長、マジ、リスペクト』的な文をぶちかましておくと、それなりに社長は落ち着くのかな?と思います。ほんの一瞬(1カ月くらい)ですけどね。
 あと以外に重要なのが提出タイミング。これの最適解は「ナルハヤ」です。朝に言われたら、当日夕方。夕方に言われたら、翌日朝には提出することです。

 では、これから2カ月ぶりに始末書を作成いたします!
 自分が会社から追い込まれているのは重々承知ですが、社長以外の職員、患者さんは私をそれなりに評価してくれているのが唯一の救いです。
 みなさんは始末書を書かせる会社には極力入らないようにしましょうね。

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