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できない子どもは理解するのに、できない自分には厳しい私たち

凸凹キッズを育てる上でつらいことの一つは、

「できない子ども」ではなく「できない自分」を見ることでした。

特性があることを認め、子どもに合った方法で接する。

スタート地点は完璧なのに、うまくいかない。

学校や教育センターで相談し、彼らに対する接しかたを学ぶけれど、

その通りに接することができないもどかしさ。

私はいつも自分に腹を立てていました。

なんでできないんだろう?って。


でも、これは本当にしんどい。

そして、考えれば考えるほど「できない自分」にフォーカスしてしまい、悪循環に陥るのでした。


でもね、気づいたんです。

自分にも、自分にこそ、我が子に接するように、そのままを受け止めてあげればいいんだって。

理想の声かけができる日もあれば、忙しくてイライラしてしまってできない日もある。

それでいいのです。

人間らしくていいじゃない。

ロボットだったらいつもプログラムした通りにできるのかもしれない。

でも母は人間なのです。

できる日もあっていい。

できない日もあっていい。

子どもたちにいつも言っているセリフを、自分にもかけてあげよう。

「完璧を求めないこと」なんて言うけれど、誰もそんな大それたことを思っちゃいません。

でも、大人なんだからできるとか、親だから、なんてついつい思ってしまいます。

がんばっている子どもとおんなじくらい、いやいやそれ以上に、自分を認めて褒めてあげてほしいと思います。

毎日本当に色々ありますよね。大変、なんて一言で片付けられちゃぁ、やってらんないよってくらい。


人間だもの。

子育てって難しい。

うまくいかなくても大丈夫。

うまくいったら超ラッキー。

こんなシンプルな答えを、いつも取り出せる胸ポケットに忍ばせておいてはいかがでしょう。





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