突然ですが…

生きることだけ考えてきましたが、
もし死んだら…
みかんの木を植えてもらおうかなー
直ぐヤギに食べられてしまうかもしれないけど
それも土の栄養になればいいかなー
突然にすいません
みなさんは考えることありますか?

ここの土地に移り7年、
街との違いは沢山ありますが
良く感じるのは、
80代の方たちがとても元気だと言うこと
朝早くから陽が暮れるまで軽トラを足がわりに大地と向き合い働いている。
そんな姿を見ているとこちらまで力が湧いてきます。
田んぼの季節は、
朝陽を浴びながら畦をスコップ1つで造りなおされている
1メートル2メートル3メートル…
とてもゆっくり、そして着実に
陽が暮れる頃また通ると
一番端に近づいてきている…
胸が熱くなる…
西陽に照らされ輝きを放っているその姿に

もっと見ていたかった
でも、きっとここで又お会いできると思っています。
この土地を私たちなりに守っていきますね。

毎日いいことばかりではないけど、
懸命に生きたいと思った。
やっぱり守りは向いてないなー
今日も攻めよう!

以前に書いた記事、
"根づいた人"を以下に載せます。
〜〜〜
譲り受けた土地から
がっちり食い込まれた石積み、朽ちた竹、
ブロックで作られた水路、有田の磁器…
ヤギを連れ草を刈っていくと、そこに根付いていたものが顔を出し、道が現れてくる。


大地にあいさつするように手を入れると下の方で眠っていた植物が輝きを取り戻す。

私達の住む里山の人達は軽トラを足代わりに、朝から晩まで、凍える雪の日も休まず畑に行き精を出す姿に目頭が熱くなる。
娘に話すと、ゆっくりだと体温まらないねー
ほんとそうだよね。

そんな方から譲り受けた1500坪の土地
土地の者に笑われないよう受け継いでいく。

ここに住み始めて6年が経つ
私より少し高いくらいのセンダンの樹木が今では倍の大きさになり秋になると薄紫の花の絨毯に。
落葉樹は、
夏は木陰を作り、乾燥から土を守る。
冬は日差しを届け、落葉した葉っぱが上に伸びる雑草を抑え、土をふかふかにしていく。
素敵な庭を持つ知人が、ここまでくるのに5年かかったよーと言っていたのを思い出す。
ここの大地も目に見えるほど変わってきている…
ヤギやニワトリ、そしてセンダンの実を食べにくる鳥達のお陰だ。

みかん畑だった1500坪の土地をもっと輝かせてみたい。


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