生きて行く上で、なんとなく進む方向に迷った時に脳内再生されるのがこの曲です。

BUMP OF CHICKENのダイヤモンド。
この曲を通して藤原君が伝えているのは「自分を大切にしよう」ということのみ。

歌詞の中で特に好きなのが、

可能性という名の道が 幾つも伸びてるせいで
散々迷いながら どこへでも行けるんだ

という一節。

無責任に夢や希望を歌うのではなく、ただ現実として、「君にはたくさんの可能性があるんだよ」と教えてくれる。

インディーズでリリースした2枚のアルバムで既に高い評価を得ていたバンプが、メジャーデビューシングルとして選択したのがダイヤモンドでした。

今から23年前、リリース当時20代前半の私は既に就職していて、「このままで良いんかな」なんて若者らしい漠然とした悩みを抱えていた時に、この歌詞が心にグサリと刺さりました。

45歳になり、全く環境が変わった今改めて聴いてみても、やはり自分の価値や可能性を感じさせてくれる、色褪せない名曲です。

60歳を過ぎても、ずっと聴き続けたいものです。

カップリングの『ラフメイカー』でも藤原君の作詞の天才っぷりが炸裂してます♪

泣ける…。