見出し画像

雑文:コメンテーターってひな壇芸人みたいなもの、という話。

我が家の朝は、めざましテレビからのめざまし8である。ちょっと前までは特ダネだった。あっ、そうです、テレビ番組の話ですよ。

私の勤務時間はずっと安定しないけれど、その分8時台のニュース番組を観れることが多いのです。

ここ最近は、毎朝当たり前のようにワールドカップがトップニュースとして扱われる。めざまし8は谷原章介さんと永島優美アナがMCを勤めているのだけど、サッカー解説のゲストとして永島昭浩さんが出演しているのが面白い。

言わずもがな、永島優美さんのお父様である。
そして、Jリーグ創世記のPanasonicガンバ大阪のエースストライカーだったお方。

読売ヴェルディが圧倒的一番人気だった当時、捻くれ中学生の私はガンバを応援していた。若かりし頃の永島さんは彫りの深いイケメンで、ストライカーとしての得点力と、「なんでや!?」と関西中からツッコミが入るぐらい決定的な場面で外す茶目っけのギャップで人気を博した。ギャップ萌えの元祖と言えよう。知らんけど(←昔からある関西じゃ普通の言葉が流行語になるってどうなの?)。いや、たぶんちゃんと人気ありました、本当に。大好きでした。

お嬢様の永島アナも大好きだ。どちらかというと加藤綾子さんなんかの陰に隠れて、そんなに目立たずにいた印象だったのに、めざましテレビ→めざまし8と渡り歩き、すっかり朝の顔である。屈託の無い笑顔と、真面目な仕事っぷりと相反するキレキレのダンス。中高ってチアやってたんですよね。こちらもまたギャップ萌え。ギャップ親子。

親子共演で緊張してるのか、めちゃくちゃ噛みまくる父浩明さんがまた愛らしいのだが、オッサンがもっとオッサンに愛らしいってもう加齢臭しか感じられないと思うが、今回は永島親子のことを書こうとしたわけじゃない。

めざまし8は曜日毎にコメンテーターが異なり、その中でも社会学者の古市憲寿さんと芸人のカズレーザーは全くワールドカップに興味なしのスタンスをとっている。

面白いのは、同じスタンスなのにカズレーザーには「見ない人の気持ちを代弁してくれてありがとう」という反応で、古市さんには逆に批判の声が集まるという図式(勿論共感の声もあるよ)。勝手だなぁと思うけど、そういう状況に飄々としている古市さんも、たまに弱気になる古市さんも、私は好き。

ちなみに古市さん三浦瑠麗さん橋下徹さんは、めざまし8の嫌われコメンテーター三羽烏です。もう何を言ってもとりあえず批判されるという。

前にも似たようなこと書いたけど、私は純然たるニュース以外のワイドショーは、報道番組では無くバラエティ番組だと思っているし、コメンテーターは雛壇芸人ぐらいに思っているから、多少自分の考え方とズレが有っても何も気にならない。前述の三羽烏の皆さんが批判されそうなことをツラツラと述べていると、それはもう楽しくて仕方がない。他の出演者からツッコまれたり嗜められたりしている姿も大好きだ。

そもそもコメンテーターって全てに対する専門家とかじゃ無いから、っつかそんな人存在しないから、専門分野以外で多少ズレた発言するのとか当たり前だと思う。それなりに情報収集はするんだろうけど、頭の良い素人と大して変わらないんだから。ましてや司会の谷原章介さんなんて、ただのイケメンパパ俳優なんだから、ちょっと自分の考えと違うこと言ったからって、いちいち噛み付く人たちって不思議で仕方ない。

私は三羽烏の中でも特に橋下徹さんが好きなんだけど、たぶんこれは共感されづらいのだろうなとも思っている。わざわざ炎上しそうなことを、わかっているのに言いながら笑っているあの感じ。挑発的な。府知事の頃から戦うのが大好きだったから、その感覚が今も忘れられないのかしら。自分大好きな人。でも、府知事としての功績は間違いないし、今の関西圏での維新の会の強さって、どう考えても橋下徹の威光だと、私は思っている。

三浦瑠麗さんの不必要は色気も好きだな。

…なんか古市さんとカズレーザーの対比書くつもりだったけど、全然違う話になってしまいました。ただのめざまし8好きですね。

今夜はクロアチア戦。

火曜日のコメンテーターは武井壮さんか。嫌いじゃないし、武井さんも炎上しがちだけど、ちょっと弱いな。もっと刺激が欲しい。

どうやら、やはり私は古市さんを求めているようだ。明日も余計なこと言って叩かれてくれたら楽しいのになぁ(笑)

こんなオチですみません。

がんばれ、日本!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?