海南_古い家_イギリスの田舎町_日本の暮らし

マーケティングとブランディングのフリーランス。売り上げレスポンスなど結果を出す広告の提…

海南_古い家_イギリスの田舎町_日本の暮らし

マーケティングとブランディングのフリーランス。売り上げレスポンスなど結果を出す広告の提案と企画・制作。イギリス日本2カ国徘徊落ち着かない生活中。BLOG https://miranankai.com HP https://brandirect.jimdofree.com

最近の記事

なぜ選挙に行くのか?をイギリス人に聞いてみた

選挙って日には必ずですねー、 とあるイギリス人に「選挙に行かなきゃだめ」と言われる! この方は、長年日本に暮らしている、 もちろん日本では選挙権がないけど そういうイギリス人ね。 で、選挙に行けと言う理由をね、こういう風に言うわけよ。 ろくでなしを追っ払え! Get the Bastars Out! あの、、、、選挙に行く理由がコレ? っていうのはなんか?! だって日本だと、選挙に行くのはちょっとかしこまって、 選挙行ってきました!! 役割果たしました!

    • 国際結婚ってどんな感じ?

      「泥棒に入られたばっかりみたいな部屋」←日本人まずはよく聞かれる、国民性の違いは?というお話から。いくら日本人がきれい好きと言ったって、じゃ、あなたの家族、全員きれい好きですかって言う話。 うちの姉は、彼氏が遊びに来たとき(しかも初めて)に「泥棒に入られたばっかりの部屋みたいだな」と言われたそうだ。 それでよくその後彼氏は姉と結婚したなぁと思うけどさ。 国民性と言ったってそうじゃない人だっていっぱいいるし一。 「国民性が違うから、、、」て言うけどホント?その家族に会う

      • メアリーポピンズの帽子

        「ガーデニングクラブがあるから、コミュニティーセンター行く」 と言ったら(先週)夫が 「イースターだからコミュニティーセンターは開いてないだろう」 そういえば去年も行ったら開いてなかったな。 イギリスのイースターって日本のゴールデンウィークみたいな感じ。 だけど、毎年違う日になるので忘れてしまい、気づくと街の機関が全部閉まっている。 でもイースター前は、来る日も来る日も雨や風が強く寒くて、散々な天気だったけど、イースターになったらきれいに晴れた。 だからちょっとツバ

        • イギリス人にとってクリスマスとは?

          クリスマスはカップルではなく家族で祝うもの 雪で道路が凍ってツルツルの日、道で年配女性に滑って骨が折れると困るから一緒に歩いていいかと聞かれた。 腕組して歩きながら女性は、クリスマスに遠方から、家族が無事来れるかどうかをずっと心配していた。 イギリスでは公共交通機関のストライキが、忙しい時期に狙って行われるから。 イギリスのクリスマスは、カップルのためではなく家族のため。バラバラに住む家族が一緒になる日だ。 クリスマスとその翌日の2日間は、ほぼ全部のお店が閉まるので、

        なぜ選挙に行くのか?をイギリス人に聞いてみた

          イギリス料理、おいしい?まずい?

          イギリスは料理がまずいっていうのが定説? イギリス人に「イギリス料理はおいしい」と言うと一瞬シラケ、びっくりするほど気まずい雰囲気が流れる。 料理がまずいっていうのが定説である事はイギリス人が良く知っていてコンプレックスなのか、そう言われると皮肉か何か勘違いされるのか沈黙しちゃうみたい。 フランス料理の店で働いてたり、日替わりオーナーとしてシェフしてた友達と、イギリス人との会話。 友達「フランス料理にはいろんな種類のソースがあるけど、イギリスのソースは?」 夫「グレー

          イギリス料理、おいしい?まずい?

          魔法のゴミ箱

          日曜日、大学街ダラムの店は閉まっているが、橋の上や橋につながる広場には、未来のポップスターやエンターテイナーがあちこちでパフォーマンスを繰り広げている。 広場で人を待っていたら、ブルーのローラー付きゴミ箱がゆっくりこちらに転がってきた。 坂なので転がるのを止めなきゃ!と思ったら、おや、私の前でぴたっと止まった。 と、ゴミ箱が突如、方向を変えて走り出した。 私のまわりでも気づいた大人たちが、何が起こっているの?と言う顔で見ている。 さらに少し離れたところで、もう一つの

          暖炉はイギリスのどの家にもあるの?

          寒い日、暖炉に赤々と燃えるホンモノの火を見てると身体だけじゃく、心も温まり安らぐ。 暖炉がイギリスでインテリアのフォーカルポイント(ある空間に入ったときに一番はじめに目がいく場所)である事は、昔から今も変わっていないと思う。 イギリスは平均築年数100年と言われ、その年代の家には必ず暖炉がある。 イギリスで新築の家はとても少ない。 最近建築された一部の家にはないかもしれないけれど、高い確率でイギリスの家には一応、暖炉はあると思う。 一応と書いたのは、イギリスの暖炉はと

          暖炉はイギリスのどの家にもあるの?

          イギリスで食事にまつわる謎

          イギリスで外食すると、味は大したことないのに量が多過ぎることが多い。 量がそこまでじゃない時も、皿が食事の量に比較して小さ過ぎる! 正直、食べにくいのでやめてほしい。 このフィッシュアンドチップスだってしっぽの方が少しはみ出しているよね。 カフェでも、餃子の小皿か?って感じのサイズの倍のサイズのケーキが大幅にはみ出したまま出され、当然、1部は食べてるあいだにテーブルの上に散らかり全部食べられない。 いや、地元の人はテーブルの上に散らかったのも拾って食べるから大丈夫と思う。

          灯台に住んでいる人と出会った

          アンティーク屋さんに行ったら パステルカラーの少し悲しげな人物の油絵がいっぱい飾ってあって 「誰が描いたんですか」 「僕だよ」 描いたのはそのお店のオーナーだった。 イギリスっぽいツイードジャケットを着た、お店の雰囲気に似て眼鏡をかけた丸い目と少し出歯がお茶目な男性の髪は長めで私と同じように少し白髪が入っている。 「アーティストですか」 と聞いたら大げさに首を振って 「ただの趣味だよ!」 そこまでムキになって否定しなくても充分うまいけど。 アフリカの布地使ったテーブルラ

          無声映画のシネマを再生したパブ

          ブライスと言う町は小さな漁港だったのが産業革命で、石炭や鉄鋼を輸出して国際的な港町として栄えたのじゃないかな。 もう産業革命から1世紀以上、忘れられた町のように、19世紀の大きく、豪華な装飾のある比較的高層のレンガのビルがただただ風に吹かれて、大きな通りに誰もいない。 ブライスがさらに発展したのは、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の造船業によると、ウィキペディアに書いてある。 ブライスのシネマだったパブ「The Wallaw」は、その頃の雰囲気を残している。 当時シ

          愉快なブラシ

          ブラシに顔がトレードマークの「ダフト・アズ・ブラシ」 イギリスのチャリティー「ダフト・アズ・ブラシ 」の車は、私の住んでいる街のあちこちを走っている。 ブラシに顔が描かれたイラストのバンを見たことがあっても、その活動を知らない人も多い。 「ダフト・アズ・ブラシ」は、放射線や抗がん剤治療で病院に毎日いかなければいけないがん患者を支える、タクシーのような存在だ。 「ダフト・アズ・ブラシ」というのは、「全くバカバカしい」と言う意味らしい。(もともとは柄しかないブラシのように

          過去と現在がゴールウェーのパブで手をつなぐ 「ゴールウェーは、ダブリンから乗った電車の終着駅」続き

          私はゴールウェーと言う地名を日本でよく聞いたことがあって、アイルランド人にとって特別な場所なのかもしれないという漠然としたイメージがあった。 友達から聞いたのだけどゴールウェーは特にアイルランド音楽が盛んな場所だと言う。 イニシュモア島でツアーバスのガイドは、ゴールウェー地方ではゲール語が広く話されていて、彼にとって英語は第二言語で外国語だみたいなことを言っていた。 比較的広いパブの中は、私たちのように立ち見客もいるほど満席で、演奏するバンドは、アコーディオンと笛、ギタ

          過去と現在がゴールウェーのパブで手をつなぐ 「ゴールウェーは、ダブリンから乗った電車の終着駅」続き

          「木いちごの王様」の森に迷い込んで

          今年もブラックベリーが豊作みたい。ちょっと近所散策しただけで1キロ位取れた。朝食シリアルにちょこっと入れた。 数日前から散歩に行くと、近所であちこちに生えているブラックベリーの木から熟れた実だけ手で摘みながら歩いている。 黒くなって初めて美味しいのだけど、まだ90%位が緑から赤で、10%ぐらいしか食べられる程度に色づいていない。 黒いからといってなんでもいいわけでもないけれど、とりあえず黒いのをとっておけば大丈夫。 去年もずっと摘んでいてやっとわかったこと、黒いだけでは

          「木いちごの王様」の森に迷い込んで

          夫にとっての日本、私にとってのイギリス

          私と夫が出会ったNewcastle大学は英国北東部の街の真ん中にある。 まわりの誰1人知らない外国で、郊外や田舎に住むと週末交通もなく孤立するのを、語学留学の時体験したので、街中の大学を選んだ。 たまたま寄ったら100年位前にここで夫と出会ったって感じがした。 初心者ではあっても、ガーデニングを毎日楽しんでいるので、庭師の人と少しだけおしゃべりをする。 夫と出会ってから、あまりにもいろいろなことがあった。 それでものすごく歳をとったって感じがする。 やっぱり日本とイ

          夫にとっての日本、私にとってのイギリス

          ゴールウェーは、ダブリンから乗った電車の終着駅

          ビールと映画が何より大好きな日本人の友達と一緒じゃなかったら、私はそのパブに行けなかったと思う。 友達はイングランド北部に住む私の家から彼女が過去に住んだことがあったスコットランドを訪れ、その後ギネスビールの工場や「イニシェリン島の精霊」という映画のロケ地であるイニシュモア島を見たいからアイルランドに行きたいと言った。 アイルランドに着いた時入管でパスポートを見せて、入管の人が何をしに来たのかと聞いた。 「観光です」 「どこ行くの」 「ゴールウェー」 その時、突然入管の男

          ゴールウェーは、ダブリンから乗った電車の終着駅

          「神聖なる教会」から「パブ」へ

          先々週、電車で最寄り駅を降りて階段を上っていたら、30代位の若いお母さんが「これはどこですか」と言ってメモを見せた。 「KIKI LAND」と書かれた場所は知らなかったけど、何か見覚えがあるような気がして、確かこれは…と一瞬考えて思い出した、家の近くの教会に、その名前の看板があったのを。 この教会は、ただの建物として テナントを入れた貸し物件のように使われている。前を通った時夫に聞いたらもう教会ではなくなってなんだかコミュニティーセンターみたいな感じで使われているとの事だっ