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機内トイレに“アレ”がある。海外の友人から連絡が《ANA企業研究》

こんにちは。《CA.jp》編集担当スタッフの鈴木です。

先日、突然ヨーロッパに住む友人Aから連絡がありました。「ねぇ、ANAの機内にウォシュレットがあった!」。感動して私に連絡してくれたようです。

そう言えばあったよなーくらいにしか思ってなかったのですが、たしかにあります。

海外旅行に行っただけでも、海外と日本のトイレ事情をつい比べてしまい「やっぱり日本がいい」と思う私。海外生活が長い友人Aはさぞかし感激したことと思います。

あまり意識したことがなかったANA機内のウォシュレット。実はまだ知らない方が多いのでは?と思い、その経緯を少し調べてみました。

ANAのプレスリリース「ANA、ボーイング787の国際線機内シートを発表」(第11A‐044号 2011年6月22日)によると、ウォシュレットについて下記の表記が。

温水洗浄機能付トイレ
TOTO株式会社、株式会社ジャムコ、及びボーイング社との共同開発による、航空機向け温水洗浄機能付き便座「ウォシュレット」*を導入し、各クラスのトイレに搭載します。
※「ウォシュレット」はTOTOの登録商標です。

https://www.ana.co.jp/pr/11-0406/11a-044.html

ちなみに「ウォシュレット」ってTOTOの登録商標なのですね。知りませんでした…!「温水洗浄機能付き便座」はなかなかパッと出てこない。TOTOさまさまですね。

ジャムコの公式ウェブサイトを確認したところ、このような記載がありました。

ボーイング、ANA、TOTOとの共同開発。機体の揺れ、貯水タンクの制限など数多くの難題を解決して温水洗浄便座の搭載を実現しています。

https://www.jamco.co.jp/ja/business/kco/lavatory.html

ジャムコのラバトリーの世界シェアはおよそ50%(中大型機:当社調べ)。787型機をはじめ、ボーイング社のワイドボディ機に搭載されるラバトリーはすべてジャムコ製です。また、777、787型機には航空機では初となるビデ・システムの搭載を実現し、独占供給しております。

https://www.jamco.co.jp/ja/business/kco/lavatory.html


す、すごいですね。2011年、ANAが発表した際には「空飛ぶウォシュレット」と話題に。新聞もそのように取り上げていたそうです。

またボーイングだけではなく、現在はエアバスの機材にもウォシュレットはあり、ANAだけではなくJALでも一部機材にあるようです。

日本では日常生活に欠かせないウォシュレットですが、まだまだ海外では「見たことない」という人も多いですよね。個人的には世界中のトイレがウォシュレット機能をつけて欲しいと願ってしまいます。

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