退屈しない人生を

今日は、最近読んだ本の紹介をしたいと思います。
それがこちら。
サードドア The Third Door
(本の紹介へのリンクあり)

内容としては、著者であるアレックス・バナヤンが「成功者たちは成功への第一歩をどうやって踏み出したのか?」という疑問を解消するために、名だたる成功者たちにインタビューしていくというもの。
その中で著者は、みんなが並ぶ正面入口(ファーストドア)でもVIP専用の入口(セカンドドア)でもない、必死に努力をしたものだけがこじ開けられる「サードドア」の重要性について語っています。
ジャンルとしては自己啓発本になるのかなと思いますが、著者が成功者たちにインタビューするために奔走する姿やインタビューした内容を自分の行動に反映させていく姿がひとつの物語として描かれており、小説としても楽しめるような内容です。

また、様々なジャンルの成功者たちにインタビューしているため、ある意味でまとまりがないのも本書の魅力です。
その中から読者自身の価値観に合うものを実践していくのもいいと思いますし、成功者たちの共通点を見つけて自分の人生に生かすのもいいと思います。

これから読む人もいるかもしれませんし、人に紹介されるより自分で読んだ方が心に響くと思うので、あまり内容には触れないつもりなのですが、せっかくなので自分の中で特に印象に残った内容をひとつだけ紹介して終わりにします。

幸福の反対は「退屈」で決まりだと思う。
幸福の同義語は興奮だと言った方がいいかもしれない。

皆さんは、自分の人生に興奮できることはありますか?
どうせサードドアをこじ開けるなら、自分が興味を持って興奮できることへのドアを探したいですね。

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