興味と禍根

聲の形という映画を観ました。
ネタバレチックなので未視聴の方は読まれない方がよいかもしれません。

自分勝手な幼少期がいかに禍根を残すかというそのテーマが、厳しすぎるほど刺さって仕方がない映画でした。

その時の記憶をずっと残している人とそうでない人っていうのは明確に分かれるような気がします。
そうでない人もきっと少しは残ってるのかもしれませんが、そんなに意識しないんじゃないかなぁ。

カーストがある事柄を機にいくらでも変わるその世界は、例え短い期間でも人格形成に思いっきり影響を与えていて、そこを変えるのは相当な行動を起こすしかない、という辛さと希望が綯い交ぜになる、そんな気持ちで観てました。

題名のみを聞いた時に受ける印象はかなり副次的で、だからこそのこのストーリーだと思います。
自分と相入れる/入れないという判断を、興味で下してしまう、その時の判断を後悔したところでさてその関係性が今後修復されるかといえば、そうそう上手くはいかないのです。

何となく嫌な記憶に蓋をして、日々の生活には関与しないようにして、大事に大事にとってある、そんな人、いっぱいいるんだと思います。

そうやって心残りがたくさん積もり積もっている自分自身には、とてもとても刺さってしまう映画でした。

久しぶりにこんな泣いたな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?