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きっと単純に人と物とデザインと科学が好きなだけです。建築とWebを行ったり来たりするディレクターの、物好きな日々をお送りします。

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    どこかの誰かに届けばいい、という程度のゆるい雑記になります。

最近の記事

街中フォントその1:新宿駅

    • 気象予報士になりたい

      子供の頃の夢って覚えてますか。 スポーツ選手とか、宇宙飛行士とかであればとても夢のある回答なのですが、私の場合は比較的現実味を帯びた気象予報士でした。 昔から天気予報見るのが好きで、空を見るのが好きな子供だったようです。 特別エピソードはなくとも、たしかによく空を見ていた記憶がうっすらとあります。 不定形な雲が何でこの形をしているのかな〜と考えるだけで癒されていたんだと思います。 この歳になって、仕事をする身になってもやっぱり気象予報士は魅力的なので、少しずつ勉強

      • スカビオサ

        • モノとヒトの関係:舟形トートバッグ/瀧川かずみ

          トートバッグって全体のデザインよりも無地の帆布に絵をプリントしたものをよく見ます。 あんまり形状を変えたり材料を変えたりというものは見ません。 私自身はシンプルな物が好きでして、トートバッグもそこまで柄がないデザインを好むのですが、これもその中の一つです。 瀧川かずみさんという方の作られている舟形トートバッグです。 帆布を烏龍茶と鉄で染めて、その上に蝋引きしてあるという手の込んだ代物です。 何かで知ってずっと欲しいなと思っていて、なかなか手に入る機会がなく、春にようやく

        街中フォントその1:新宿駅

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        記事

          興味と禍根

          聲の形という映画を観ました。 ネタバレチックなので未視聴の方は読まれない方がよいかもしれません。 自分勝手な幼少期がいかに禍根を残すかというそのテーマが、厳しすぎるほど刺さって仕方がない映画でした。 その時の記憶をずっと残している人とそうでない人っていうのは明確に分かれるような気がします。 そうでない人もきっと少しは残ってるのかもしれませんが、そんなに意識しないんじゃないかなぁ。 カーストがある事柄を機にいくらでも変わるその世界は、例え短い期間でも人格形成に思いっきり影

          興味と禍根

          平面

          平面的な構成の写真が好きなんだと思います。 立体的な実際の物が平面に映し出されているという、その矛盾が、とても興味をそそられるのです。

          真面目でいることと笑うこと

          普段真面目に生活していて、ふと笑うことってあるじゃないですか。 テレビを見ているでも、Twitter眺めているでも、仕事中の雑談でもいいんですけどね。 真面目であることと笑うことは両立するよな、と当たり前のようなことを考えました。 仕事に追われる生活の中で、笑う機会が全然ない時もたくさんあります。 ちゃんと集中しなきゃいけない時はたしかにあるので、そんな時に笑ってるのはよくないです。 でも、人間の集中の時間なんてたかが知れてると思いませんか。 仕事中ずっと集中してるなんて

          真面目でいることと笑うこと

          緑のある日々

          緑のある日々

          好きなことで生きていく、は馬鹿にできない

          サラリーマンとして生きていると何となく仕事はすでにあるものという感覚に陥りやすいな、と思います。 自分もその一人で、上長から降りてきた仕事を頑張ってこなす、という構図があって、結局作業員としての役割を何年もこなすのかなぁと思ったりしていました。 まだ社会人年齢が若いから、下積みの時なのだという話も大いに理解できます。 仕事を通して学んでいく、そういうことは大切ですが、やらされているという気持ちを持って長時間労働に取り組み続けるのはとても難しい、特に私にとってはそんなことが全

          好きなことで生きていく、は馬鹿にできない

          #建築をスキになった話

          #建築をスキになった話 子供のころからデザインが好きで、自分で物を作ったり、綺麗な物を集めるのが好きで、建築は面白いのかもなぁと思ったことで大学を受けて無事合格して。 でも元々建築の世界は怖い世界だと思っていましたね。 事前に調べられるのって各大学のHPぐらいなものだったんですが、どこも講評中の写真があって、意匠系はやめよ、なんて初めから思っていました。 入学当時は競争社会の中で生き残れるかが不安で仕方ありませんでした。 わからないなりに背伸びして本読んだり講演聴いたり

          #建築をスキになった話

          デザインという多義語

          デザインって聞いて思い浮かべるモノが、みなさん違うのではないかと思います。 デザインという言葉の懐の深さにただびっくりします。 汎用性が高すぎて輪郭がぼやけているのもあるなぁと、自分にとってのデザインを考えると思うことがあります。 挙げるだけできりがないのでやりませんが、デザインという多義語は多義であるがゆえに乱用されている、そんな実感もあります。 自分の表現を、制作を、仕事を、ただデザインという言葉で済ませるのはやはり思考停止というもので、ちゃんと適切な言葉を当てはめて

          デザインという多義語

          仕事の不満と希望

          私は建築業界、前職の事務所の文化が合わずに転職を決めたのですが、建築業界って不満を抱えてる方多いと思うんですよね。 前職の職場では事あるごとにしんどい、辞めたいという言葉を耳にしていて、実際に辞めてしまう方も(自分を含め)比較的多くいます。 不満を抱えながら生活するなら辞めてしまってもいいんじゃないのかな、と私は考えています。 もちろん不満がないのであればいいのですが。 もしくは目標があってそこに突き進むというための修行であれば。 本人が納得しているなら、それを邪

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          エンジニアって何?という話

          建築とITにどっちも入り込んでいる身としてずっと前から気になっていることがあります。 エンジニアって誰のことを言うんですかね? wikipediaには工学者という定義がなされていて、工学に携わる実務者のことを広義にエンジニアと呼ぶ、とのことなのですが、実際は違うような気がしています。 IT業界の方が指すエンジニアは専らプログラムを書く人ですよね。 IT技術に長けてる方、と言った方が的確かもしれません。 仮想空間構築のための技術を扱う方々のことを指します。 建築の世

          エンジニアって何?という話

          お祭りすごいね、という話

          お盆の時期だからか近所でもお祭りが頻繁に行われています。 神輿が出てきて、わっしょいわっしょいと声が聴こえてきて、夏だなあと実感を得たりします。 各地域毎にこれが行われてると思うと、伝統とか口伝というツールの優秀さに気付きます。 何百年と繋がれてる祭事がある、というのはよくよく考えると途方もないことを自然とこなしてるんですよね。 百年単位で残るものってそうそうありません。 形として残るなら建築くらいのものではないでしょうか。 祭事というのは宗教性に起因するものだと認識

          お祭りすごいね、という話