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食べられなかった最後の学校給食

中学校3年間、
ほとんど学校に行かなかった我が子は
中学校で食べられる”最後の給食”
とても楽しみにしていました。


「最後の給食は絶対食べる!」


給食を食べるためには
学校に行かなければいけません。


でも、起立性調節障害の我が子は
いつものように、朝起きられなくて
望みは叶いませんでした。


「最後の給食、
 食べられなかった…」


そうつぶやく我が子に
何かしてあげられないか考えました。


そして、最後の給食を
家で作ることにしたのです。


ところが、給食の献立表を見て
一瞬考えました。


その最後の給食のメニューには
さわらのフライがあったのです。


私は魚のフライを
一度も作ったことがなかったのです。


でも、我が子に
最後の給食を楽しんでもらうために、
作り方を調べました。


失敗しないように、
美味しくできるように、
慎重に作った初めてのさわらのフライ。


献立表通りのメニューと
給食サイズの牛乳も用意しました。


食べ終わって
「美味しかった~♪」
と言った我が子の笑顔を
今でもはっきりと覚えています。


実は、我が子は
魚はあまり好きじゃなかったのですが
さわらのフライを
とっても気に入ってくれたんです。


スーパーでさわらを見ると
このときのことを
懐かしく思い出します。


今ではさわらのフライは
我が子のお気に入りメニューです。





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