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4年くらい前の性行為イキリしていた文章が思ってたよりも伸び伸びしていてよかったのでいく…

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4年くらい前の性行為イキリしていた文章が思ってたよりも伸び伸びしていてよかったのでいくつか公開設定にしておきました。 恥を晒すのが文です。

最近の記事

こんな時にしか記事を書けない可哀想な女

散々だった。 ここ最近散々だ。好きだった男には振られた。いけると思っていた会社は2次面接で落ちた。一番行きたかった企業に書類で落とされた。自粛。オンライン授業。10時50分に始まる二限すら出なかった。好きだった曲は聞き飽きた。ご飯を食べる気にすらならなかった。今日は雨だった。 あー。知らない男と寝よう。 ほぼ4ヶ月セックスをしていなかった。セックスは好きだ。けれどリスクを負う行動は好きではなかった。さらに、私は人を本当に好きになると意味もなく一途になれた。しかし一途にな

    • 「ここは退屈迎えに来て」を読みました

      本を読んだら感想を書くことにしました。 私は感情の言語化が苦手で、いつも取りこぼしをして歯痒い思いをしている気がするので、言葉をより繊細に使えるようになりたい/分かってもらえる文を書きたいと思い。 さて、本日読み終えたのは「ここは退屈迎えに来て」という本でした。 会社へ向かう1時間弱の小田急線で、ゆっくりとページをめくって約2ヶ月。 疲れていると文字を目で追えないこともあり、かなり時間がかかりましたが、それ以前に、読み進めるのに「摩擦」のようなものがあって中々サラサラとは読

      • たまごかけごはんの話をしたい。

        「この卵ってここに割るの?」 深夜食堂、というところに来た。店内は狭く、テーブルは4つ。私たちの右隣には中年の男性2人、左隣はホスト帰りの女の子2人が酒を片手に会話している。映画みたいだねと、オール後のテンションそのままに友人と言葉を交わす。赤いのれんが申し訳程度に掛かっている店だった。 「卵かけご飯だからそのままご飯の上に割るんじゃない?」 「え、どうしよう。このお皿に一回割ってから混ぜてみる」 この友人とは大学一回生の初日から友人である。英語のクラス分けの学力試験

        • 濡れ雑巾みてーな下北男はセックスがうまい

          えのしまいってん、このまえ。 雨降ってんけど、 傘持ってへんから爆笑しながら帰ってきたわ。 なんじゃそりゃ。みなさんご存知マッチングアプリでの開口一番がこれか?普通こんなんか? はじめまして〜こんばんは!雰囲気タイプです!マッチ嬉しいです〜仲良くしてくれると嬉しいです〜いつ会える?いえ近くない?笑うちでいっしょに料理つくろーよ笑笑とかじゃないのかよ。 好きな映画の話をした。 私は絵に描いたようなミーハークソサブカル女で、趣味は映画で休日は友だちと渋谷のネオ居酒屋行

        こんな時にしか記事を書けない可哀想な女

        • 「ここは退屈迎えに来て」を読みました

        • たまごかけごはんの話をしたい。

        • 濡れ雑巾みてーな下北男はセックスがうまい

          ひとり王国 本厚木編

          引越しをした。人生初の一人暮らしだ。ガスの開栓の立ち会いすらままならない。すでにポストには不在票。ヤマト運輸には再配達依頼を先ほど出したところだ。 一人で黙々と段ボールを開ける。なんとなく外に干してみた掛け布団。今日は天気が良い。 自由だ、と思った。 ひとりって寂しいものだと思っていた。でも最近気付いた。寂しいという感情は人と人との間に生まれるということ。隣の芝生を覗き見てふと感じること。 この街は誰も私を気にしない。誰も私を知らない。留学を思い出した。この感じ。風に

          ひとり王国 本厚木編

          男に魂を売った女たち

          泣きたくなるほど寂しい夜は文字を打つのが正解だろう。 毎度毎度、女は生理前になれば情緒不安定になるし好きな男には依存をするし愛のないセックスで寂しさを埋めようとしては余計に虚しくなったりする。 いわゆる、メンヘラの域ではないだろう。手首を切ってみたり薬を大量に飲んでみたりはしない。ただ人間メンヘラかメンヘラではないかの2種類に綺麗に分けられるものでもない。グラデーションになっていて、多分私はややメンヘラよりだ。5段階評価でいくと3.5〜4くらいのメンヘラだと思う。弱メンヘ

          男に魂を売った女たち

          きみと喫茶店に行きたい

          君と付き合う前に、私には一つ夢があった。 喫茶店で君とお茶をすること。 君に告白をするかしまいか、ぐるぐると思いを巡らせていたのは11月。息もつけないような日々の合間を縫って行った美容院では、雑誌の双子座の欄に「繁忙期です」。あの時は特に忙しい日々だった。初めて2ヶ月を超える稽古の演出をした。バイトを新しく始めた。テスト週間だった。いっぱいいっぱいだった。朝星野源を聞いて泣いた。恋愛運の「追い風です」という言葉だけに背中を押されてちょっと人生初の告白でもしてみようか、とい

          きみと喫茶店に行きたい

          さようなら、小田急線

          noteを始めてみた。ツイッターでいつもみたいにもごもご140字×5みたいなツリー作ってるよりましかと思って。 「ご自由にお書きください」 の文にちょっと驚いた。自由な場所だなあ。ご自由に書かせていただきます。 ところで私は今、小田急線に乗っている。いつもみたいに、いつも聞くRex Orange Countyを聴きながら、いつもは乗らない時間帯に、いつもと違う乗り換え。あ、川。いつも思う。この川は綺麗だ。いつも小田急線に乗っているとこの川を渡る時にハッとする。名前も知ら

          さようなら、小田急線