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【考えてみた】コーヒーを淹れている時の蒸らしの必要性

最近、コーヒーの蒸らしが必要なのかを考えることがありました。

 このコーヒーの蒸らしについて、僕なりの見解をお話できればと思います。


コーヒーの蒸らしって何をやることなのか?

コーヒーの蒸らしとは、コーヒーに30g、40gくらいのお湯をコーヒー全体に注いで、抽出を促すことをいいます。

この蒸らしの工程に使う湯量や時間は人によってまちまちなのです。

湯量については、

  • 使用するコーヒーの量の2倍とする人

  • 30gとする人

などがいるので、何が正しいのかわからなくなります。

また、蒸らしの時間も、

  • 30秒とする人

  • 45秒とする人

  • 1分間とする人

それぞれに根拠があって、時間を決めていると思われるのですが、これも何が正しいのかわからなくなります。

なので、僕は一番しっくりきた、バリスタ粕谷哲さんの4:6メソッドを参考に蒸らしの時間は45秒にしています。

1投目を蒸らしとする理由

1投目を蒸らしとする理由は、僕自身も詳しいことはわからないのですが、抽出を促すためにコーヒーとお湯が触れ合うことで、美味しいコーヒーの成分を引き出してあげる効果があるといわれています。

蒸らしは、美味しいコーヒーの成分を引き出すためには必要だと理解はしています。

ですが、蒸らしをなくした時、味に違いがあるのかが気になるところではあります。

僕が参考にしている粕谷哲さんの4:6メソッドは、1投目に注いでいる湯量は60gです。
そして、時間は45秒です。
これを蒸らしとしています。

ここから考えると、1投目を蒸らしとしなくても、結局蒸らしになってしまっているということなのです。

僕自身、4:6メソッドと同じ抽出レシピを考えたことがありました。
それで、

「全て60gで注いで、蒸らしなしとしたらどう変わるのか?」

と考えたのですが、極論、60gで注いで45秒間待つということが既に蒸らしを行いっているということに気付かされました。

  • 30g

  • 40g

のお湯をコーヒー全体に注いでも、サーバーの中には一定量のコーヒーは抽出されています。

なので、サーバーにコーヒーを落とさずに蒸らしだけを行うことは不可能なのです。

極論を言えば、何をもって蒸らしとするかになってくるんだなってことにも気付きました。

と、いうことは、4:6メソッドは1投目に60gのお湯を注ぐことで、コーヒーを抽出していることだし、多くの人が言う蒸らしと呼ばれる工程をしていないと言うのであれば、蒸らしなしの抽出レシピなんだと思います。

蒸らしは必要なの?

蒸らしは、あってもなくても美味しく淹れられれば、いいんじゃないかと思います。

ですが、4:6メソッド以外の抽出レシピでは、1投目に注いだお湯の量と2投目に注ぐお湯の量は、明らかに違っています。

なので、どのくらいのお湯の量で、どれくらいの時間待って、コーヒーの美味しい成分を引き出してあげるかが大事担ってくるんだろうなってことなのです。

結論を言うと、コーヒーの蒸らしは必要か必要でないかよりも、自然とやってしまっていると思います。

で、もし蒸らしが必要ないと言うのであれば、

  1. 4:6メソッド

  2. 3投式の抽出レシピ

  3. お湯を注ぎ始めてから抽出したい量まで止めずに注ぎ続ける

この3つをやってみて、どれが美味しいのかをのみ比べしてみればいいと言うことになります。

3. お湯を注ぎ始めてから抽出したい量まで止めずに注ぎ続ける

に関しては、

  • 抽出スピード

  • お湯の太さ

と、いったところをコントロールしてあげる必要が出てくるので大変だとは思います。

ただ、この抽出レシピはメリタ式の蒸らしなしになるということです。

まとめ

コーヒー抽出時の蒸らしは、自然とやっているものでです。

なので、極論、メリタ式の蒸らしなしのレシピ以外では、蒸らしを行ってしまっているということになります。

メリタ式の蒸らしなしレシピが美味しいのか、それ以外のレシピが美味しいのかは、自分自身で味わってみて確かめて貰うしかないということです。

その上で、蒸らしが必要なのか、必要でないのかを決めて貰えればと思います。

僕としては、蒸らしは自然としているものなので、必要なものなのだと言う見解です。

最後に粕谷哲さんの出されている書籍、動画のURLを載せておくので気になった方はチェックしてみて下さい。

  • 図解コーヒー一年生

  • 世界一の4:6メソッドでハマる美味しいコーヒー

それでは、楽しいコーヒーライフをお過ごし下さい。

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