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仕事における余白

3年9ヶ月余り、朝活書写という書写お題を毎日書いている。私が書く時に一番気をつけてているのが、紙に対する余白。

朝活書写のお題は、著作権切れの小説などの文章のひと文がお題にとなっているけど、その日によって、短い時、長い時があり…それは本文だけでなく、タイトルなどでも。毎回、どう紙に収めるかを書く前に頭の中で思い描いてから書いている。

余白といえば…仕事でも余白が大事だという話が、先日、私が行ってる美容院の担当の方(店長さん)と出て。

私が、折角うちの教室に来てくれてたのだから、生徒達の力を引き出して、伸ばしていきたいと思っている、様々な業務のミスを減らしていきたい。

それにはどうしたらいいかを色々とミィーティングで私が提案したけれど、そこまでする必要はないと言う同僚がいる。そして、私の提案が良いのは分かってるし、変えたいと思っている。でも、意見を擦り合わせて、スタッフに指導するのを、変えていくのを躊躇い、行動しない上司がいるという話をした。

なるほどと、自分のお店のことを例に話をしてくれて…店長として、昔ながらの昭和的な厳しく規則を細かく決めて従わせるのが楽だけれど、それは自分はしたくないし、しない。部下の人達に、自分のやり方だけを押し付けてしまうと、成長がないし、自分で考えて行動しなくなってしまうから。

仕事には余白が大事。
大事だけど…上司が変化を求めない人だと、余白云々とかは考えないし、自分のやり方に固執しがちだから、なかなか難しいかもしれないですねと。

仕事における余白…
私も子供達の指導で感じる。

分からないとすぐに聴きにくる子達がいる。
そこで答えを教えて、書かせるのが一番楽で簡単。

でも、それを続ければ、当然の如く、その生徒は、一生出来るようにならないし、出来ない問題が目の前に来た時、自分で考えることをやめ、調べることをせず、安易に答えを求めるようになる。

自分で考える力を育てる。

それには、教える、指導する時のバランスが大切。答えをそのまま教えるのではなく、あくまで答えを本人が導けるようにヒントを出すこと。生徒が考える余白を残しておくことが大事だから。

その加減は、指導する私達の匙加減次第。
生徒の性格、能力、その日の体調を考えて、臨機応変に対応出来るように、当日のプリント採点しながら、同時に色々と考えて、常に頭はフル回転😆(だから帰宅したら、脳はクタクタ…)

美容院のその私の担当の店長さんに
「pekoeさんは、他のスタッフさんと違う角度から生徒さん達を見てますよね。元々、教室運営していたと言ってたから、教室全体、生徒達を見る視野が広い。そこまで考えて仕事するから、こんなに肩が凝ってるんじゃないですか😅」と肩のマッサージしながら言われて。

やはり…私が求めすぎなのか😌
でも、お金払い、何とか出来るようになりたい、なって欲しいと来ているわけだから、ただマニュアル通りに対応すれば良しで仕事したくない。折角、縁があって出会った生徒達なのだから。


出る杭は打たれるの投稿から、暫く経つ。


私は、あれ以来、同僚にも上司には、何も言わず、求めず…目の前の生徒達に集中して、私の見られる範囲の生徒達や、私の所にヘルプを求めてくる(目で訴えると言ったほうがいいかな)生徒達だけ対応して、色々なモヤモヤは…私の心の中で収めることにした。


そして、接する生徒達には、常に真摯に向き合い、私の助けがいらなくなるように、生徒達の心の余白を広くしていくように持っていけるように…指導出来たらと、毎回、試行錯誤しながら仕事を続けている。

不器用だなと思いながらも。
生徒達は可愛いからね😊
だから、やっていけるのかも…と。


*編集後記

今月2回目の投稿…
1ヶ月一度書ければと思っていたのに😅
書ける時に書かないとと書きました。
拙い文章を読みに来てくださり、ありがとうございます🙇‍♀️

今年の春は肌寒い日も多く、桜が咲くのが遅かったけれど…あっという間に初夏が来そうですね。新年度で疲れ気味の生徒達対応で、私も疲れ果ててますが、この寒暖差にやられずに体調に気をつけたいと思います。

皆様も気をつけて下さいね。

pekoe

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