pekoe

20年ほど、何箇所か引越ししながらblogを書いてきました。何年かお休みしていましたが…

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20年ほど、何箇所か引越ししながらblogを書いてきました。何年かお休みしていましたが、こちらに引越し、心機一転ポツポツ書いてみようと思います(^^)

最近の記事

仕事の一コマ

threatに仕事の一コマという、不定期であるが、生徒達との心に残った日常を切り取った話を書いている。その仕事の一コマの小話が、この半年余りで、その25まできた。(拙い話を読んでくださる数少ないファンの方に感謝している🙇‍♀️) 書く内容は、本当に些細なこと。 例えば、朝7時に家を出て、通勤するサラリーマンのように満員電車に揺られて都心の私立に通う小5の生徒がいる。 疲れてもよっぽどのことがない限り休まずに来る。親御さんがお仕事で忙しく、うちの教室以外の日もピアノや塾にも

    • 仕事における余白

      3年9ヶ月余り、朝活書写という書写お題を毎日書いている。私が書く時に一番気をつけてているのが、紙に対する余白。 朝活書写のお題は、著作権切れの小説などの文章のひと文がお題にとなっているけど、その日によって、短い時、長い時があり…それは本文だけでなく、タイトルなどでも。毎回、どう紙に収めるかを書く前に頭の中で思い描いてから書いている。 余白といえば…仕事でも余白が大事だという話が、先日、私が行ってる美容院の担当の方(店長さん)と出て。 私が、折角うちの教室に来てくれてたの

      • 春が来ると思い出す

        春は、新年度、新学期、進級… と、季節の変わり目で、なんとなく気忙しい。 そして…4月になると、思い出してしまうのが亡くなった親友のことだ。 それは、連絡が途絶えたのが4月だったから。あの時...もっと伝えることがあったはずなのに、本当に他愛のないことだけしか話せなかった。メールでも、電話でも。 それ以来、人生には、突然終わりが来ること。 突然、目の前の人がいなくなること。 それを、頭ではなく… 実感した、初めてのことだったかもしれない。 彼女が亡くなってから、18年経

        • 出る杭は打たれる

          子供の頃から、誰かと群れるのが苦手で ここで手を挙げずに、自分の意見言わなければ、いい人で終わるのに…言わずにはいられない。 仕事のミィーティングで、改善点があるかと問われた時に、今ある現状を伝え、こうしたら良いのではないかと提案する。 そこで建設的に意見を交わせればいいのだが、初めから出来ないと否定され、感情的に訴えてくる人に、どう対処すれば良いのか。話し合いは平行線のままで終わる。 前回の投稿の後… 自分なりに努力はしてみたけれど 温度差は埋められずだった。 長年

        仕事の一コマ

          バージョンアップ

          英語の勉強をやり直し始めた時… 実家や友人が誰もいない辺境の西の地で、1人子育てを奮闘していた頃。小さな2人の子がいて、何かをするといっても、家で出来て、お金があまりかからないもの、隙間時間で1人の時間が持てるものはないかと探して…見つけたのが、ラジオ講座だった。 まさか、そうして始めた英語が、仕事になるとは思ってもみなかった。2人の子育てを1人でしながらの隙間時間なんて、本当に、なかなか作れるわけもなく。ご飯作りながら、食器洗いながら、冷蔵庫に貼ったラジオ講座のテキストを

          バージョンアップ

          早さの呪縛

          世の中、みんな忙しい。 大人も子供も。 何でも効率化が求められて… ゆっくり何かをするという心の余裕がない。 教室の生徒たちを見ても… 教室に来る前に、部活だったり、学童、習い物だったり行ってから来る子も多く、常に、時間に追われている。 だからなのか、幼稚園や保育園、学校などであったことを、私に話したがる子もいる。仕事一日して、子供のお迎えして、帰宅して夕飯などの家事をする親御さんには、子供とゆっくり話す時間もないのだろう。私も色々と聴いてあげたいが、仕事中で、来た時、

          早さの呪縛

          勝負所

          10月から前にいた教室に戻って2ヶ月余り… 前からいた生徒も、そうでなかった生徒とも、やっとお互い慣れてきた。 2つの教室とも(一つの教室は変わらずそのまま)教室が閉まる1時間前あたりから来る生徒は、なかなか手強い、一癖も二癖もある生徒が多い(笑)。普通だと、上手くいくやり取りも、全く通用しない😅 その中に1人、親御さんの仕事がとても忙しく…週2回の教室日のうち、週一しか来れない小2の女子がいる。話しかけても、ニコリともせず、淡々とプリントを解く。本当に小2なのかと思うぐ

          勝負所

          真剣勝負

          教室に来る幼児の年中さんのある2人の女の子。 どちらも、自己主張が強く… 自分のやり方を譲らない(笑)。 算数の計算プリントを2人がする時… 同時に見るわけだけど(忙しい時はもう1人同時に見る。)2人の勝気な性格を把握し、上手くのせて、やらせないといけないのだけど… 当然のことながら、片方だけに声かけしてはダメだし、褒めてばかりでもダメ、こうしたらいいよ〜のアドバイスも、この2人は受け付けない🤣自分のやり方、自分は出来るとの自信を、2人は持っているから。(アドバイスすると

          真剣勝負

          心の支えになるもの

          晩秋を迎え、そろそろ受験シーズンに入る頃。 先日、教室に送迎に来る親御さんが、疲れが見えているように感じたので、それとなく聞いてみたら…中学受験のお兄ちゃんのことで悩んでいると言う。 「先生のお子さんも中学受験されましたか?」 「はい、2人とも受験しました。」 「受験のことで、子供がイラついたりして…それに私もイラついてしまい。どうしたらいいものかと。」 「親が出来ることは、子供の好きなご飯を作ってあげる。塾とかの送迎…あとは、ただ子供が頑張っている姿を見守ること。これしか

          心の支えになるもの

          心の声

          文字以上に伝わるのが、声... 文字からでも相手の感情を汲み取ることが出来るけれど、ある程度はごまかしもきく。 でも、声は、そうはいかない。言葉では「大丈夫、元気だよ。」と発しても、そうじゃないことがすぐ分かってしまう。それは、発している声が、その時の心の想いにのせて発してしまうから。 だから、相手を思いやる言葉を発するときは、特に心をこめて言わなければ、相手の心には響かない。上辺だけの言葉だけでは、相手の心にスッと届かないのだから。自戒を込めて。 —- note書き

          心の声

          一人反省会

          仕事終わっての帰り道 いつも一人反省会しながら帰る🚃 出来ない わからない 無理と言える子はいい。 そう言えない子も沢山いる。 口に出せない生徒の心の叫びを察し 少しでも変われるキッカケとなれたら いいなと思って、接している。 勿論… そんなの簡単じゃないと分かっている。 でも、やり切った 自分もまんざらじゃないと感じて欲しい。 出来なかったことをアレコレと並べて 否定するばかりではなく。 どんな小さなことでも 何か一つやり切ったというものは 生きていく上で 必ず、

          一人反省会

          立場逆転

          15年前、1人で子供2人を育てなくてはいけない状況になった時(その前からワンオペではあったけど。)私のプライオリティの第一位は、子供のこととなった。 兵糧攻めに遭おうとも、あちらの両親が色々とあることないことを言って、精神的な攻めをしようとも、そんなのはスルーして、とにかく子供達を守り、独り立ちさせるまで頑張ること。これが、私の親の務めだと思って頑張ってきた。 何があったかなんて、ここに書いたら、もう書ききれないぐらいあるので割愛🤣 でも、もし、1番キツかったことを一つ

          立場逆転

          回り道

          私の勉強好きの原点は 亡き父の仕事に取り組む姿勢と、小4から小6の3年間通った小さな塾で過ごしたことに起因する。 父は、家庭の事情で高校中退した経歴を持つが、数学強かったのか…図面ひいて、複雑な計算まで出来るようになるまで、様々な努力をしてきた人。 自営の仕事を引退してからも、現場の仕事頼まれれば、仕事に行き…70歳過ぎるまで働いていた。(丸の内の新丸ビルの仕事の現場が最後の仕事だった。)彼の手帳には、仕事のこと、新聞などでわからない言葉とか、世界情勢とかを書き留めた文字

          回り道

          言葉を届ける

          他の動物になくて、 人間だけにあるものが「言葉」です。 言葉は、人の心を優しく包み込むことも出来れば、人の心をナイフでえぐったようにズタズタにすることも出来ます。 自分では、何気なくかけた言葉が、相手を傷つけてしまうということってありますよね。またその逆もしかり。 でも、そんなマイナス面よりも、かけてもらう言葉によって、温かい気持ちになったり、励まされたりと「言葉の持つ力」のプラス面を私は信じたい。 今の子供達は習い事や部活などで、とても忙しい。親御さん達も、仕事に家

          言葉を届ける

          余白

          この数年、 いや、その前の数年も… ずっと上り坂の日々が続いた。 自分に取って何が大事か 優先すべきことは何か 選択すること時は、 その2点のみを考え、判断してきた。 10年前は、当然の如く 2人の子供のこと。 彼らが、独り立ち出来るよう 自分が教えられることを教え、 少ないけれど、与えられるものを与えて。 でも、最終的な判断は、本人達に任せた。 勿論、相談にはのる。 でも、独り立ちした時、 自分だけで判断し、 行動に移さなければならなくなる時が必ず来る。 親は、私

          感謝

          普段は、全くやり取りはなく いざと言う時 私がピンチに陥ったとき 凹んだ時 必ず連絡をくれる人がいる。 そんな彼女との出会いは10年前… 同じドラマにどハマりして ニ次を読みに行ったblogのコメ欄で出会った。 その後、彼女も私も、そのドラマのblogを書き そのドラマの同好会まで作ったりした。 日常が一番キツい時期だった私にとって それは癒しのひと時だった。 しかし、同じものが好きな人が多く集まると 様々ことが起こる。 ましてや、テキストだけのやり取り。 好きという