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#161 不用品リサイクル / 人気の小さなカフェでのひととき

みなさんは不用品をどうしているだろう?

わが家の比較的近い所にリサイクル施設があって、
もういらないけれど、まだ使えそうな物はそこに持っていく。
きれいにリサイクルされた物がそこのお店で売られていて、
行く度に人で賑わっている。

メルカリでも「そんなものが!?」というものが売れるらしい。
トイレットペーパーの芯やら、使いかけの化粧水やら。

人の価値観や用途はそれぞれだなとおもしろい。


定期的に断捨離をしていて、
たまった不用品をリサイクル施設へ持っていった。

実家の家族に頼まれたゴルフバッグとクラブ、
ぬいぐるみ、服、靴、クリスマスツリーなどなど車に積み込む。

本日もすごい人で不用品を持ち込む人、買う人でいっぱい。

敷地の野外スペースには
器やお茶碗、お皿、湯呑みが盛られたカゴが並んでいて
蚤の市のようだ。
小物が並んだお店の中はバザーの会場みたいでちょっと楽しい。


まだ使える、捨てようと思う物がきれいによみがえって商品となり、
必要としてくれる人の手元に渡って
お金の循環も生まれるのはいい仕組みだなと
いつも思う。

心がけているのは、必要ないと判断したものは
家に持ち込まないこと。
景品や、お店で配布されるチラシ、
いらないかと声をかけてもらう物。

以前はいつか使うかも、とりあえずもらっていたけれど、
結局しまい込んで存在を忘れてたり、
チラシも見ないことが多いので
そんな時はお断りしている。

この間実家の押し入れを開けた時
20箱くらいのティッシュが積んであって
思わず「なにこれ」と言うと
「ティッシュ」
。。。いやいや、そんなことはわかっている。
なぜ押し入れの収納を20箱のティッシュで大幅にとっているのか。
「安い時に買いだめしたやつ」
んー、、、、、
気持ちはわかるけれども
押し入れの外にはみ出したものを入れる場所がないよ。。

我が家はだいぶん片付いてきたので、
次は実家のいらないものを少しづつ処分していこうと
たくらんでいるところだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


リサイクルに出した帰りにランチに寄った店は人気店。
一度だけ食べた時にとても美味しくて何回か行ってみたが
行く度駐車場も席もいっぱいで入れないカフェ。

くじけずリベンジで向かう。
空いてる空いてる、と念じながら店の前まで行くと
なんと奇跡的に駐車場がガラガラ。
念が通じた!?
定休日かと思ったが、やっている。

前回来た時は、
駐車場を2周して空かないので断念したのだった。

こんなことがあるのかと喜んで店に入ると
お店も私1人で貸切状態。

店内は、ヨーロッパの田舎風のナチュラル系インテリア。

はじっこの席に座って
やっと来れたな〜とふーっと息をついていると、
おしゃれな女性が注文を聞いてくれる。

以前来た時も思ったがとても感じがいい人だ。
冷たいお水を持ってきてくれた。

一口飲むと、レモンを絞ってあるのか
爽やかな柑橘系の風味が広がった。
美味しい。


唐揚げランチを注文。
「お待たせしました。」とテーブルに運ばれてきたトレーを見て、
わあ、とテンションが上がった。

外食した時の、注文した料理がテーブルに並ぶ瞬間が楽しい。

そのお店の料理の出し方、盛り方、器の個性があって、
まず目で楽しめるのがいい。
お店を出しているプロに向かってなんだけど、
いろんなお店に行く度に
本当に見せ方、盛りつけが上手だなあと感心するという。。

最初に来た時もトレーに乗った料理を見てテンション上がったのを
覚えている。
美味しかったことも。
それだからまた来たいと思っていたんだけれど。



こげ茶色の木のトレーに、
アイボリーに茶色のライン模様が入った焼き物のお皿に
白いお茶碗。
黒い箸。

そのかわいらしいお皿に美味しそうな唐揚げ、
お茶碗には柔らかくてホカホカしたご飯が
盛られている。
あとはスープときんぴらの小鉢。

見た目の調和が取れてて、
美味しそう、、とひとわたり眺めて箸をとる。



唐揚げはとてもジューシーで
カプっとかみつくとジュワーととり肉のうまみが染み出す。
衣はカリカリで言うことなしの美味しさ。
大きな唐揚げが5つ入っていたが、油が良いのかどんどん食べられて
食べた後もむつこさがない。

くし切りレモンが、絞り器に挟んだ状態でお皿に乗っていた。
キュッと絞るが、手が汚れなくてこれはいいなと思った。

サラダは、サニーレタスに赤いパプリカの薄切りが入っていて
パプリカの味がいいアクセントになっている。
ドレッシングも美味しかった。

にんじんと紫キャベツのラテは、自然な味だった。
こってりした唐揚げにさっぱり食べられる。



薄い水色の鳥の形の小皿には、にんじんとごぼうのきんぴら。
鳥のお皿、お砂糖を乗せたりするイメージだったが
和食のきんぴらが乗っても素敵だ。

スープはコンソメスープ。
にんじんと大根の小さな角切りが入って
みじん切りパセリがかかっていてそれぞれの野菜の味が
スープの味とからんで美味しい。


このトレーを見るだけで幸せな気分。



食後は楽しみのホットコーヒーを頼んでいたら、
予想していなかったカップで出てきた。
薄いグリーンのガラスのカップ。


このカップが出てきた時のワクワク感。
なんて素敵なんだろう。
ぽってりと分厚さのあるカップ。
そのせいか、ガラスなのに冷たい感じがしない。
添えられた、柄の先に青い石のついた銀のスプーンもカップに合って。

店主さんのセンスが光っている。


コーヒーミルクが乗っていたのは、
いちごマークの『WECK』のガラス容器のフタ。
容器本体には角砂糖が入っていた。

ガラス容器のフタをミルク置きにするなんて
こだわりの使い方だなと勉強になった気分。

いろんな発想やアイデア、センスで作られてる。




料理に器にインテリア、これだけでも人気店の理由がわかるが、
もう一つ特筆したいのが店主さんの対応と雰囲気だ。

お客さんを安心させるとてもいい笑顔。
友達に笑いかけるような自然な笑顔。

いい笑顔のお店はたくさんあるけれど、
彼女の笑顔は特に印象に残った。


私が入った後、ご夫婦、友人同士、いろんなグループが
次々と入ってきた。
おばあさんの二人組もいてなんだか和めた。
どのお客さんにもあの素敵な笑顔で対応しているんだろうな。



🌱お読みいただき、ありがとうございました(^ω^)



















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