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あの日、いちばん近くにいたのは

みなさんは死を感じたことはありますか?
自分は感じる間もなくそのギリギリまで近づいた経験があります。

深夜を回った常磐高速道路の下り、単調な直線道路
フロントグラスにもバックミラーにも自動車のヘッドライトは数分に1度あるかないかでした。

遠くからから小さな対向車の光が見えてきて30秒くらいか... 
違和感を感じたと同時にその逆走車両は自分の車の真横を猛スピードで通り過ぎていきました。100㎞/h? 同士のニアミスです。

もし驚いてハンドル操作を誤ったり、相手が少しでも右にハンドルを切っていたら間違いなく自分は今この世にいないと思います。爆発しそうな心臓と全身の震え、鳥肌がしばらく消えなかったのを覚えています。翌朝の新聞には事故の記事はありませんでした。

その後の人生でこの幸運な経験を思い出して乗り越えてこれたことがいくつかあります。

「あの日、いちばん近くにいたのは…」

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