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カフェトリエでは「自分のお店を持つ」ことができます☕️

カフェトリエでの「開業」に興味がある方は、少〜し長いですが
以下、ご一読くださいませ。
カフェトリエが大切にしている事を通じて、お伝えできればと思います!


店内の様子

1:概要

カフェトリエでは、
・カフェ店主(朝カフェ・夜カフェ含)
・お菓子屋さん店主
・カフェ併設〇〇屋さん
・その他カフェトリエの場所を活かせる「店舗業」店主
に、一歩踏み出し、自立・独立したい方への環境がございます。

会社員、各種個人事業主、大きなカフェのバリスタ、お菓子屋さんのスタッフなどなどを並行して営みながら、週数日は自身の「店舗業」を営む、
「複数の本業」を持つ方にもピッタリです。

※文脈は逸れますが複数の本業と自分の拠点については、以下の記事にて!


一歩踏み出す覚悟がある方は、経験は問いません

エスプレッソマシンの使い方からラテアート、各種ドリップの講座、開業オーナー準備フォロー講座、ビジネス関連講座も随時行なっています(公に募集していなくても、どんどんお声がけください)
※現在「バリスタ」ではない生業の人が、これらの講座で「バリスタ」を追加習得して柱を増やして「掛け合わせ」、自身らしいの店舗を開業するのも、よりその人の在り方を体現できて、とても素敵です!


熱量を持って自ら求めたら、
「ビジネス」「経営」「エクセルやパワポ、イラレなどのデジタルリテラシ」「助成金の申請」「銀行からの融資や助成金取得に役立つ、説得力のある”事業計画書”の作り方」etc...幅広い方面のスキルや経験を得られる環境もあります。
(雇用はしません)

カフェトリエ外観。曜日のお店ごとに店内の白い看板をかえます。


2:カフェトリエが大切にしていること

■“場所貸し”は行っておりません

カフェトリエでは、いわゆる「シェアスペース」「シェアカフェ」のような、
"場所貸し"は、行っておりません。

メイン店舗が無いので"間貸し・間借り"でもありません。

「志と運営情報を共有し、独立した店舗同士がまとまり成長し続ける仕組み」
を設計、推進しており、近年言われる「自主経営組織」が近い在り方です。
営業日は、看板も変わり、「その店舗のお店」となります。

カフェトリエと各店舗の間に上下はなく、横に居ます。そして、店主同士、お互いを理解し合い、お互いの志の接点をつむいで並走していきます。カフェトリエにとって、一緒に働く店主は「売上の源泉=顧客」ではなく、共に営む仲間です。
一人一人の思いや志と向き合って、大切にします。


エスプレッソマシンは『シモネリ アウレリア2 WBCモデル(2連)』


■どんな方とご一緒したいか?

そんなカフェトリエで、一緒に働かせていただきたいのは、
スキルの大小や、経験、儲けるのが上手かどうかではなく

「本業として"自分だけのコトバで"、覚悟と共に、開業したい方」です。

また、それだけでは、「場所貸し」「シェアスペース」と同じなので、
加えて、
「カフェトリエと、そして店主仲間たち同士と、志や想いをお互いに理解し合い、相談し合い、教え合い、双方向に健やかに成長していける方」

と、ご一緒したく考えております。

カフェトリエでは、血の通った物事と、その双方向の繋がりを大切にしています。ここに、カフェトリエの強みがあります。

これらを土台とした独自の仕組み設計により、
週7日営業の店舗と比較した週1日営業の店舗の、1/7しか営業しない定量的なデメリットは、メリットに転換できます。この、カフェトリエの「ビジネスモデルのデザイン&運用」で、グッドデザイン賞2019を受賞いたしました。


公開ラテアート教室を行う店舗もあります

営業の規模や日数がどうであれ、「本業として」「自分の事業・生業として」開業する人のチームの中にある景色は、生業の厳しさを感じる中でも清々しいものがあります。
週に数日の営業であれ、自分の店に関する全てに対して、細部まで手を離す事なく、「無責任」な部分がないからです。

私は若手起業家や、中小企業の役員向けに、
自身の想いを「整理」して、例えばパーパス・ビジョン・ミッション・バリューなどの、適した形に整理・明文化するサポートを行う「コンセプトワーク」も事業として行ってきました。(こういった手段だけでは全く意味がないどころか、以降本音をじっと見つめることなく事業を進めてしまう懸念もあると思いながら)

想いとコンセプトの確認ができて、ジョインが決まった方には、必要に応じて、これらを整理するワークショップも行っております。
コンセプトの整理の方法については、以下の記事に簡単に記載しております。


ラテアートなどの「エスプレッソマシン」トレーニング講座も随時行なっています


■カフェトリエにおける、自主経営「組織」とは?

例えば、カフェトリエには総務係は居ませんので、トイレットペーパーや洗剤などの一部共有消耗品の購入や管理、共有も各店舗で行います(一部を除き、請求はカフェトリエへ)。

細かな日常業務まで含めて背負い作業して、また、細かな経費も当事者として認識できて、はじめて、「自分のお店」を営む「視点」が得られます。

「ルール」というものも、ほとんどありません。
オープンや、締め作業のチェックリストなどもありますが、これは「ルール」ではなく、
•次の日の人が気持ちよく営業できるように
•明らかな無駄が無いように
•事故が起こらないように
という思想から、必要なものを随時改善しながらリストにしているものです。

この視野を得る成長が、事業主として本当に力になり、カフェトリエを卒業したり独立開業した時にも、何にも変え難い「自信」になります。その視座で営めば、カフェトリエから卒業して、独立開業時に視点として困る事は、ほぼなくせます。
「一旦、漏れはないな」と、開業の全体像が掴めるようになるます。
※逆に、これらを意識せずに、カフェトリエを「借りている」受け身なスタンスを残して日々過ごしてしまうと、何年一生懸命営業しても、開業の全体像は掴めません。独立への自信も得られず、辛かった事ばかりが記憶に残るのではないかと思います。


そんな自立的思考と行動、その一歩目を、ご一緒したく考えています。

ショップカード(2023年ある月の各曜日の運営状況)

月に一度「店主会」を開催しております。

さまざまなバックグラウンドのプロフェッショナルである店主たち同士の、相談や共有・ディスカッションの場として、店主は全員参加。とても大切にしております。
新しい示唆をくれたり、内部講習会をして教え合ったり、時にはビジネス等ワークショップを自発的に開催したりします。

自らやる気と共に声を上げれば、惜しみなく助けてくれたり、合理性や利己を越えて、親身に考えてくれる人が、いつも集まっています。

その他、各店営業情報を毎日共有するなどなど、
「独立(責任やリスクはそれぞれ)した上で、皆で一緒に営む」
これを大切にしております。

入口付近。各店舗の物販エリア。


3:カフェトリエでの開業について

そんなこんなで、カフェトリエの仲間たちがどうやってジョインしてきたかをお伝えします。

実際に開業した店主たちの経路は、以下などです。
「募集」ということはしていないのですが、とても幸いなことに、自ら決心して連絡をくれて、仲間になりました。
・カフェトリエnoteの色々な記事を読んで共感して。
・通りかかり「日替わり店舗」であることを知って。
・たまたま編集長の私が入ったカフェのスタッフ。お互いの話をして興味を持って。
・インスタグラムで見つけてDMをいただき。
・私の知人や、友人の知人。

etc…

こちらから勧誘したり、引っ張ると、
自らの意思の強さが不足している場合でも、無理に動かしてしまうことになります。わずかでも他者他人に引っ張られて意思決定や行動をしてしまうと、苦しい時に踏ん張りきれません。極限で他責にできてしまうからです。
※従って募集はせず「こんな場所があります」と伝える事にとどめ、聞いていただいた方に、一人一人丁寧にお伝えするようにしております。

設備:ナイスカットミル


加えて、「今いる仲間たちと馴染めず、パートナーシップを紡げない方」も、
いくら優れていても、志が素敵でも、ご一緒することはできません。

場所だけを貸さず、仲間との志の共有を大切にしているので、結果、その方も、ここにいる仲間も、幸せにならないからです。

・周囲の仲間のホンネの志を知ることを、楽しいとおもえるか。興味を持ち合えるか。
・業務領域に「線引き」をせずに、お互いgive&giveできるか。
・店舗を持つ先に志があり、ビジョンの整理が最低限できていて、覚悟と共に、わかりやすくなくとも、何らかの形で仲間にもお客さんにも伝わるようになっているか。

これらが、大切だと考えています。

内観

仲間の募集をしたり「面接をする」という事も考えたのですが。
「選ぶ側」「選ばれる側」があったりで、「面接」という形式では、大切なことはほとんどわからないと考えております。対等な雰囲気がしなくて、おこがましくもあり。。。

カフェトリエ」「各店主たち」そして「お客さん」。この3者が「完全に対等」な上に成り立つ景色を、根本思想としております。
この辺りについては、以下の記事に記載しております。

想いと自分への覚悟がある人は、機が熟してタイミングが合えば、募集の有無なんか関係なく、トントン、と、周りにいるはず、と考えています。
そんな人たちと、いつでもお会いしたいなぁ、と思っています。

お会いできた際には、こちらからは
「大切にしていること(ほぼここに書いてしまいましたが)」
をお伝えして、
来ていただいた方からは、
・どんな「志や想い(コンセプト)」
 
→上手にまとまっていなくて全く問題ありません
・その「熱量」
を、伝えてもらっております。

想いを言葉にするのはなかなか難しいこともあるので、直接お会いして、傾聴と共に引き出して、ご自身の想いを整理させていただきます。

営業の様子です

仲間と共に、刺激や学びやエネルギーをもらいながら、自分で全てを背負い、自分から動いて、自分で考えて試して、自分で自分の機会を創って成長していく人たちが、カフェトリエには今集まっています!
※各曜日が店舗で埋まっているように見えていても、是非一度お問合せください。


夢だった自分のお店を。
カフェトリエで。仲間と共に。
人生一度きり。
あきらめるには、まだまだ早い。
やらないで終わる選択肢がないのなら。
残りの人生で最も若く、エネルギーがある今、やってみる。

お声がけいただく方法には、決まりもフォーマットも申請書も願書もセンター試験もありません。

ふらりとどこかの曜日の店舗に「こんにちは〜」と、遊びに来てくださいませ。
お待ちしております☕️

http://cafetelier.net

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