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「やりたい事であっても、一方的ではうまくいかない」経験は、宝物になる

この経験が出来るというのは、自分のやりたい事を実現する上で、とても大切な経験だと思っています。

自分のこだわりの延長で、「"来て欲しい"お客さんの求める事」を深く考えて、その上で、現実に展開しているか、が、大切です。

⇨自分が良いと思う物を作って置いていたら人が集まるだろう、売れるだろう、喜ばれるだろうという思想は、人生を運に任せるようなもの。
自販機、販売店ならよいのかもしれませんが。ではなくて、「場所を営む」店主は。

お客さんは、「どんな"お客さんが自身がなりたい気持ち"になる為に、このお店に来るのか?」
を(少なくとも自分の中では)明確にしなければなりません。

この仮説検証を毎営業日に、
明確に意識して、
続けていきます。
そしてその日の営業後に、それがどうだったかを内省してメモします。

そして、すぐに新しい形(仮説)にして、伝えていく。

すなわち、
"周囲の仲間やお客さん達に、適切な形にして、どれだけ「伝わる」ように「伝え」あい、シナジーを起こせているか。"
ただし、志を伝えたい相手や知りたい相手に限る。という前提です。(売上の為に、理解してほしく無い人にまで理解されたい場合は除きますが。)

『伝えないと、何も起きない』
そして、
『伝えても、伝わらないと、何も起きない』
さらにその上で
『伝わっても、好みや気分に合わないと、ひとは動かない』

このような、細くなっていく線が、途中で切れなかった時に、お店で物が売れます。

伝わる、という事は、相手が居る、ということ。

総じて、やはり、
「販売店」ではない「個人のカフェ」という場所は、確固たる「双方向」の場所であります。

店主個人の志の上に双方向があるのではなくて。
双方向の上に、店主個人の志が生きていきます。
(前者は、「販売店」なら成立するかもしれませんが。)

という事に尽きると考えます。

一方的に、自分のワクワクを追いすぎる為に、双方向が2番目以降になってしまっていないか?
どんな時でも頻繁に、自問自答している事であります。

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