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✳︎ フランス語脳の作り方 ✳︎①

ボンジュー。
今日は、フランス語に関するコラムです。

〈フラ語日記〉の中で、「フランス語脳の作り方」についてヒントがほしいというコメントをいただきました。

というのも、文法的には間違っていても、日本語で考えたらなんだか「正しそう」に見えるフランス語の表現というのがあるのです。日本語の目を通すと、自然に見えてしまうという👀


たとえば、フランス語の教科書でよく出てくる…

Vous êtes de quelle nationalité ?
どこの国のご出身ですか?

や、

De quoi parlez-vous ? 
何について話しているの?

という文章を例にしてみましょう。
日本語ネイティブとしては、どちらの文もdeなしで問題なく感じると思うのです。

だから、Vous êtes quelle nationalité ? とか、Qu’est-ce que vous parlez ?と訳してしまう。これらの文は、伝わるかもしれないけれどフランス語としては違和感の残る表現です。



日本語とフランス語は構造からちがうので、直線の思考ではなく、たくさん矢印のあるコネクションの思考で進めると全体像が掴みやすくなります。



ちょっと掘り下げます。

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