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激レアなアメリカワインの本 !?

まるで映画「ブックセラーズ」に出てきそうな話ですが、入手困難なアメリカワインの本があります。

それは「The Art of Sine Qua Non」という本です。
Wine Spectatorの記事に写真がありますのでご覧ください (表紙だけですが…)。

著者はシネクアノンのマンフレッド クランクルで、250頁の大型本です。
ワインとラベルをまじえて、クランクル夫妻の物語が描かれているようです。中には、TTB (酒類タバコ税貿易管理局) に受け入れてもらえなかったものも掲載されているとか…!?

メーリングリストのメンバーに、The Writing on the Wall というワイン (2012年 Petite Sirah プティ シラーのマグナム)とセットで、限定350で販売されました。

ちなみにこのワインは、Wine AdvocateでJeb Dunnuckにより、カリフォルニア (あるいは世界?) でいちばん素晴らしいプティ シラーとして評価されています (97-100点)。プティ シラーはカリフォルニアの代表品種と言っても過言ではなく、SyrahとPeloursin プルール サンという品種との交配とされています。

Wine-searcherによれば、このワイン、本日現在13ヶ所で46〜132万円 (平均73万円) で売られているようでした。

もはや、ワインの価格なのか、本の価格なのかわからない世界。
いずれにせよ、どちらも相当な価値であることは間違いなさそうです。

中身はどんなものなのか、ワクワクさせる…どちらも似ているように思います。

クランクル夫妻とはどういった方々なのか。
クランクル夫妻がアントニオ ガッローニにインタビューを受けているYouTube (2020.6) がありますので、ご興味のある方はご覧ください。

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(Header Photo by Tim Bish on Unsplash)

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