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私の結婚生活

もうすぐ離婚を控えている私。
さっき書いた破壊は離婚、引っ越しの事だと思っていて。

やっぱり離婚はめんどくさもあるし
心と頭のエネルギーをえぐい消耗する。
やっぱりね、結婚って両家のお話だから。
色んな人の顔や場面を浮かんでは落ちる。

今まで思い出しもしなかった思い出も振り返った。


それは相手に対する未練とかそういう物なのか?と
思った事もあったけどそれだとしっくりこず。


それで一つ自分で見つけた答えみたいなのは
「離婚する自分」
「結婚生活を続けれなくなった自分」
がどうしても好きになれそうになかった。

自分との約束を破った感覚

今後誰かと結婚する時にも、相手を不安にさせる材料になるし
自分も自分で信じられそうにない。

自分の家族や周りにも、どんな顔していいのかわからない。
人生の敗北者、端くれものになった気がして
前科者になるような気がして。


結婚生活は年下の旦那さんということもあり
自立していた私は一緒に生活していく上で
気づかぬうちに無理をしまくっていた気がする。

相手を励ましながら、自分の理想の人生とは遠のいていくのを
感じながら。

やっぱりね精神年齢が低かったのもあって
いつか成長すると夢見ながら、待ってしまっていた。
注意すべき事とか伝えたい事も、途中で諦めてしまった。
待っている間に私が諦めてしまったんだと。

許すことや相手を理解することに注力注ぎすぎて
肝心な自分の気持ちをおざなりにしてしまっていました。
それが結婚だと思っていたし、それが正解だと思い込んでいました。

これがまた難しいところで、諦めや譲歩はやはり必要だと思う。
でもそれをどこかでさじ加減を間違えて履き違えていた。

だから、自分が窮地に追い込まれた本当に助けて欲しい時に
諦めてたことが災いしてしまい、相手は私のSOSに気づかず
大丈夫だろ、って思われてたと思う。
その姿を感じて、私は更に諦め、このループ。

目に見えない奥の奥の奥の方で
私に甘えるのが当たり前になった結果です。

だから離婚を目前にしても私の本音だと、今更全く届かない。
表面上もしくは途中部分までの私しか知らないし
私も今更伝える気力が湧かず、、
話し合い全くなりません。

付き合ってからだと10年になりますが
この期間に私の誕生日に何かしてくれた事は最初の2〜3回まで。
その頃はまだ20代前半だった事もあるし経済的にも余裕がなかったろうし
仕方なかったとは思うけど。
年々お金が増えようが歳が増えようが
自らレストランや食事、デートを企画して連れてってくれた事がありませんでした。

「期待してない」「しなくていいよ」はどうか自分が
その時に傷ついてしまわないように、
自分への慰めと予防線でもあったのかも知れない。

25歳の誕生日の日、憧れの女性に言われました。
「いい男っていうのはその人といると私ってイイ女なのかな?
って思わせてくれる男だよ」

レディーファーストだったり、
優しさだったり、投げかけてくる普段の言葉だったり
車の運転、こちらが頼んでないのにレストランやデートにリードして連れてってくれる、

そんな人と出会ってお付き合いしてね

と。

そのあと本当にそんな人とお付き合いをしました。
今考えると本当に満たされていた時間・関係でした。

その人のおかげで私は満ち満ちになった心のタンクで
今の旦那さんに同じようにやってあげていた気がします。

だけど、やっぱり女と男が逆転してはいけなかった。
どっちも幸せになりませんでした、結果。今ね


どんなに強く生きたくても、私は男にはなれません。

辛いときは支えてほしかったし、感謝して欲しかったし
色んな所に連れてって、喜ばせて欲しかった。

それが逆になって当たり前になってしまうと
私は辛かった(つまらなかった)んだと思います。

もちろんいてくれただけで感謝してます。

だけど、私自身くたびれる程「男性」側をやってしまっていた。


だから愛犬を亡くした時にいつもの私になれず
心に余裕がなく、だけど頼れず
どうにかこうにか自力で溺れながら辿りついた先が今ここだと思う。


いざ窮地になれば
私はいきなり、対等もしくは年上くらいの精神力を求めてしまった。
そして相手は困惑しただろうし、辛かったと思う。

離れて自分の気持ちが落ち着いてみると
悪かったな・・と反省します。

ただ、私はもう自分の心に嘘をつかなければいけない環境や
そうせねば続けられないような誰かと一緒にいる気がなくなった。


離婚する旦那さんの嫌な部分は多少あれど、(完璧な人なんていない)
自分の悪い所もたくさん見ているだろうからそこはピックアップしてなくて。

私が振り返る結婚生活はこんな感じだった。

私が理想とする関係は多分こう。
男性が女性側の役割をもできて
女性が男性側の役割もできて
そういう相手の気遣いを言葉で言わなくても感じ取れて。
だからこそ相手の尊さを感じて感謝して、
こんな人もういないわって大切に想い合う。

そういう風になりたかったし、そういう風に思って欲しかった。

私は男性側(経済面とか精神面)をやって男性の苦労を半分こしてるよ
だからそれを少しは汲んで欲しかったし感謝されたり大切にされたかった。

男性側の役割(語弊があると嫌だ)をしているのに
それが当たり前に思われてくると私は辛くなる
反発したくもなるし諦めにもなる。

そういう事が起きていた8年?9年だったのかな、と。


だけど、よかった事もたくさんあったのは事実で
その部分を思い返すとこれまた泣けてくるくらい、素敵な思い出を
くれたと思う。
本当によく笑ったし、いっぱい色んな所にも行った。(リードしてもらえなかったにせよ)
とにかくコロナ前までは2人だけで色んな辛い試練を本当によくもあんなにたくさんの事、乗り越えたと思う。
すごく頑張っていた二人だった。


最後に欲を言えば、憎まず感謝して終わりたかったな、と。
別れは大体にして綺麗な終わり方ではないのは分かってるけどね。
本当に、自分の欲であり綺麗事としてはそうやって終わりたかったな〜という
そこだけが長いことモヤった原因でもある


だからここに書く。

仕事しか頑張ってなかった、こんな私を見つけてくれて
好きになってくれて、結婚してくれて、一緒にいてくれて
いつも謝ってくれて、生理前は飲みに行かないようにしてくれてたり。
自分のお家の犬じゃないのに可愛がってくれて、
入院して面会できなくて何日も眠れなかった私に
会えなくてもそばにいてあげよ!って次の日も仕事なのに
病院の前で朝まで一緒に祈ってくれて。
死んだ時には死ぬほど泣いてくれて。
私の家族・親戚を本当に大切にしてくれて。
助かりました。
本当にありがとう。

これからは自分の道で輝いて頑張ってくれることを祈っている!

お互い頑張りましょう!!!