通話中

ふわふわしたものを固める作業場 https://mobile.twitter.com…

通話中

ふわふわしたものを固める作業場 https://mobile.twitter.com/ojyamajyo245

最近の記事

BE THE SUN 12/4 ナゴヤドーム

光あれ 光があった。 それはもう目が眩むほどの。 ステージから伸びる光の筋。 彼らの輪郭だけが輝きを帯びる。 あの光景はきっと忘れることはないだろう。 太陽になった彼らは私に、夢のような、今までの人生で見たこともないくらい、美しい輝きを見せてくれた。 その輝きのなかには私の手元の光もあった。 太陽になったSeventeenはCARATを照らし、CARATは太陽になったSeventeenを照らした。 眩い照明のなか紙吹雪が舞い、満足そうにカメラを見る彼ら。 ずっとこの

    • BE THE SUN 11/26 東京ドーム

      すごく楽しかった。 この「すごく楽しかった」は、Seventeenのアーティスト、エンターテイナーのとしての力がちゃんと発揮されたからだと思う。 初めての東京ドーム、夢に見たステージに立った彼らは恐ろしいほどにいつも通りで、地に足がついていたと感じた。 神経がドームの端から端まで行き渡っていた。 私の席はずっと上の方だったけれど、エネルギーがちゃんと届いていた。 初めて見たSeventeenは個性豊かだった。 双眼鏡で覗いた時そう思った。 13人それぞれ違うんだ、と当た

      • 影が見える

        少しだけ本当の話をしようと思う。 言葉にして、自分の思考と感情を、あの時の記憶を、残すことにした。 もう私はSeventeenに頼らなくてもひとりで立てると思う。 ドームで彼らを照らす光になれることがわかったいま、よりそう思っている。 Seventeenを支えにしないと立っていられなかった2年前の6月。 私は新卒で入社した会社で、沈みゆく身体を必死に動かしてどうにか呼吸をしていた。 同じ頃、親戚がパワハラで自死した。 家で仕事の弱音を吐けなくなった。 仕事が原因で大切な

        • 永遠の城

          我が推しTHE8氏がデジタルシングルを出した。 便宜上「推し」と表現しているが、私にとって彼は憧れの人であり、尊敬する人であり、指針となる人だ。 そんな彼の故郷がタイトルとなった一曲。 だけど私は公開された日の一回しか聴けていない。 この深いように見える暗い穴の先に何があるか覗こうと思う。 何もないかもしれないけれど。 この曲はピアノと彼の歌声でほとんどが構成されている。 シンプルだからこその美しさ。 そしてこの普遍的なメロディは聴く人を選ばない。 誰もが「綺麗だ」と感

        BE THE SUN 12/4 ナゴヤドーム

          残り香は花束のように美しく

          初めて聴いた時、美しいと感じた曲を訳してみました。 歌詞が描く世界を、音が表す感情を、壊さないように自分の言葉に置き換える作業は、まるでケーキの上にのっているチョコレートの飾りを慎重にお皿に置く作業と似ていました。 期待でいつもより血液が熱く流れる自分の手を必死に抑え、冷静さを保とうとするあの時間と。 ケーキにすごく本気の人のような例えになってしまいました。いえ、本気なのですが。 そんな繊細で愛おしい時間で感じたことを、より明確にそして忘れないようにするために、また今日も

          残り香は花束のように美しく

          スキャットが踊りだす

          I.Still Lonly II. Drift Away III.SIMPLE IV. BEAUTIFUL V. Highlight VI. Don’t listen in secret VII. MYI VIII. ROCKET IX. Run to you X. Oh my! XI. Second life XII.247 XIII.舞い落ちる花びら XIV.MYMY ついにSEVENTEENの好きな歌詞について書き上げました…。「好きな曲」よりも「好きな歌詞」

          スキャットが踊りだす

          続・解放戦線

          美しいとはなにか モテそうとはなにか かわいいとはないか あれが無ければこれが無ければ 人から良く見えるのだろうか そもそも、どう足掻こうとも自分は自分でしかない。 それには美しいもモテそうもかわいいもないはず。 ならば、 美しいと言っている貴方の「美しい」は モテそうと言っている貴方の「モテそう」は かわいいと言っている貴方の「かわいい」は だれの価値観なのだろうか 貴方か、それとも、貴方という存在を介した大衆か。 他人を褒めるとき、その感情は果たして

          続・解放戦線

          タイトル未定

          ふつうって何だっけ。 ふつうって普通って書くけど、どんなことを普通って言うんだっけ。 もし皆んなが普通なら、私も普通なのかな。 それとも皆んなが普通なら、私はそこから外れているのかな。 みんなと同じように普通に、ラリーに入ったし、帰り道を帰ったし、文化祭も体育祭もサークルもしたし、飲み会だって行ったし。 外れないように外れないように、慎重に輪の中に入ってたんだけどな。 気付いたらみんなの普通は私には無くて。 無くても生きて来れたから保留になってて。 けど時々、四半期に

          タイトル未定

          歪んでしまったいつかの貴方へ

          会社の男の先輩が言った。 「女の上司ってやばいのばっかだよ。」 男の上司が言った。 「確かに、長くいる人ほどやばい人ばっかだな。前いた人なんて、いるひと全員虐めてたよ。何人やめてったことか。」 別の男の先輩が言う。 「中間管理職くらいの人の方がちゃんとしてる人多いですよね。」 「女性がいる場でする話じゃなかったね」 私の会社はその業界では新しいので、上の役職にそれなりに女性がいる。 しかし思い返せば確かにやばい人ばかりだ。 お局、ヒステリック、パワハラ気質… 私も辛い思

          歪んでしまったいつかの貴方へ

          紡いだ言の葉

          SEVENTEENとかル・ポールのドラァグレースとか帰り道とか、そんな素敵なもの達と出逢った時、思ったことを言葉にしたよ。随時更新してくぞ。 見開いた目 潤ませた深奥 覗き込む景色は 雪解け水の冷たさ 帯びたままの 純粋な夢 天然水のCMみたいだね そう言った瞬間に君は 汗が滴り、落ちるように 消えてしまった その指先の 秀麗な右手の 意志を持った内側の 反射する外側の 創り出す世界が 花々で溢れんことを まだ朝は寒い 夜は冷たい 貴方の鼻先は まだ冬に取り残され 貴

          紡いだ言の葉

          調律した視界に映るは淡い色

          そろそろSEVENTEENと出会って1年になります。 この1年は大変だったけれど、思い返せば彼等のお陰で充実して幸せな1年でもありました。 なので、今回はSEVENTEENと出会って変わったことについて書きます。書き留めることによってそれが変わらぬ事実となるように。 向きを変えたつま先の優しさよ まず、社会の見方が変わりました。 SEVENTEENと出会う前の私はきっと、社会に対して斜に構えるというか、穿った見方をしていたように思います。 この世は綺麗事ばかりだし、愛は

          調律した視界に映るは淡い色

          水源の在り処

          もう3月ですが、2020年は本当にいろんなことが起こりすぎました。 そして、目まぐるしく変化していく中で、自分という人間すら揺らいでしまいました。 ここでは、また自分が行方不明になってしまったとき迷わずに水源へ辿り着けるよう、大切にしてきた言葉を改めて書き留めます。 同時に誰かの湧き水になることもささやかに願います。 WOODEN DOLL 米津玄師 mix juiceのいうとおり UNISON SQUARE GARDEN 帰ろう 藤井風 もうええわ 藤井風 Ru

          水源の在り処

          如何様にも愛

          あぁ、なんで言葉なんてあるんでしょうね。 私の思っていることがそのままあなたの頭の中に伝わればいいのに。 言葉にしたとたん、安っぽくなってしまいます。 だから慎重に選びます。 今回はそれぐらい好きな人たちの話。 Seventeenの話。 書きたいことはたくさんあっても、ぶつぶつと途中で終わってしまってたのでいっそ1つにまとめてしまおう、というのがこのnoteです。おそらく話があちこちに行ってしまうと思います。ご容赦ください。 (実はこのnoteは結構書き進んだときに下書きが

          如何様にも愛

          많은 사랑과 감사를 그들에게

          まず、感謝の言葉を。 SEVENTEENのみなさん、本当に本当に心の底からありがとうございます。 SEVENTEENのことが好きで好きでたまらない、何の変哲もないファンの1人だけど、どうしても感謝を伝えたくなりました。伝えなければならないと感じました。 大学生で初めてPretty Uを聴いた時。 K-POPのケの字も知らなかった私に、こんな華やかな音楽とパフォーマンスがあるのだと教えてくれてありがとう。 素晴らしい音楽体験をありがとう。 あの時の衝撃と胸の高鳴りはこの先

          많은 사랑과 감사를 그들에게

          愛すべき赤の他人

          また相変わらず窒息しかけています。 そろそろ海面に浮上して息をしたいと思います。 今回は私が愛してやまないUNISON SQUARE GARDEN です。彼らのおかげでSquareの綴りを間違えなくなりました。またつらつらと愛を語っていきます。 邂逅出会いは恐らくかなり特殊です。たしか中学校のときに買ったWiiの太鼓の達人のソフトの中に「オリオンをなぞる」が入っていたのが最初です。キャッチーなメロディはさることながら、この歌詞に衝撃を受けたのを覚えています。 ナイフを持

          愛すべき赤の他人

          私たちの物語

          皆さん息できていますか? 私は最近息ができていないように感じています。なので、好きなことを好きなだけとことん考えて思いを馳せて、たくさん息を吸おうと思います。 今回は古舘春一先生の『ハイキュー!!』です。 邂逅 私が古舘先生の作品を読んだのは『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談』です。確か小学校高学年か中学生の時、集英社の漫画を試し読みできるサイトで最終巻である3巻を読んだのがきっかけです。「3巻ならすぐ買える」と思って親にねだったのが一番最初だったと思います。初めて買った少

          私たちの物語