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"自然のまま" が良いとは限らない

少し慌ただしく、こんばんはほぼひとことだけ、という感じになってしまいますがご容赦ください。。。

ヘビの飼育管理においては "自然のまま" が必ずしも良いとは限りません。すなわち自然下で食べている餌、自然下での温湿度、自然下と同じ床材などなど。。。

飼育下と自然下ではあくまで環境は異なる、ということを前提に、飼育個体にとって何が一番良いのかについて考えることが大切です。
"飼育個体にとって何が一番良いのか" 、それを知るためには時間も必要です。試行錯誤し、時には失敗も経験しながら、自分の記憶・記録の中の飼育管理の引き出しを増やしてゆく。

杓子定規に、飼育書にこう書いてあったから、必ずこうしなければならない、ということではなくて、状況に応じた臨機応変な対応が求められることもあります。

その結果、自然下と同様な環境にたどり着くかもしれませんし、あるいはそうではないかもしれません。
結局、最終的には実際にやってみて導き出した答えが一番正しい。それは間違いありません。

特にあまり飼育管理の方法が確立されていない、珍しい種のヘビでは、自分で飼育方法を創造していく難しさ、それと同時に楽しみがあります。

ヘビの飼育では、柔軟な頭が求められます。決して人の言いなりにならずに、自分で確認作業を行いながら、より良い方法を探してゆく。
それこそが最も優れたヘビの飼育管理方法だと言えるでしょう。


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