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約10年ぶりに阿部顕嵐という担当が出来た話

この夏、約10年ぶりに担当が出来た。


まさかこんな事になるなんて想像すらしていなかったし、私はきっと今後一生、担当は作らないし出来ないとまで思っていた。ある日突然、担当というものがバイバイも言わずに私の目の前からいなくなり、誰を推したらいいのかわからなくなりつつもなんとなくこの人好きだなぁ、推すならこの人かなぁ、と思いながら箱推ししつつゆる〜くなんとなくの個人を推しているうちにもう10年近く経っていた。怖い。10年も私は担当迷子だったのか。


そして冒頭に戻るがこの夏、なんと担当が出来た。彼の名前は阿部顕嵐という。


顕嵐くんは今年の初め頃、私をJr.沼に落とした。当の本人はもうJr.ではなくなっているのになんて皮肉なんだ...と思いつつもきっかけは紛れもなく彼だった。過去の記事でも書いたが、私はその頃安井くんを見て深夜にダバダバに泣く情緒不安定すぎるおたくだった。それと並行して、Jr.沼にズブズブだった。特にSnowManの渡辺翔太くん。本当に自分でも驚くほど顔が好みでJr.チャンネルは毎週の楽しみだったし、ロックアイスの広告を見にわざわざ渋谷まで行ったり、雑誌も買いあさったり、奇跡のサマパラ参戦だったりととにかく楽しいおたくらいふを送っていた。


サマパラも終わり、デビューも発表され、私はKAT-TUNで燃え尽き、あぁ、私の夏は終わったんだな...と思っていた時だった。あんなに申し込んで全滅し、もうどう頑張ってもチケットが手に入らないと思っていた舞台7ORDERのチケットを直前に現れた女神により救済していただけたのだ。信じられなかった。大千秋楽の生配信があるだけ優しい世界とか思っていたのに会える事になった。こんな事ってあるんだ...と夢見心地のまま当日、銀河劇場へ向かった。


まさかの通路寄り2列目(白目)



救済していただけただけでも奇跡だったのに当日に二度目の奇跡が起きていた。いや、こんな奇跡の連続で起きていいんですか...本当にいいんですか...え...???みたいな感覚のまま着席、あまりの緊張に死ぬほど喉が渇きめちゃくちゃ水を飲んだ。普段全然緊張とかしないタイプの人間なのになぜかこの時ばかりは死ぬほど緊張していた(思い返せばサマパラでもオレンジジュースぐびぐび飲んでた)


舞台が始まった。


一人ずつスポットライトがあたる。7人がいる。誰一人として欠けることなく、7人が新たなはじまりの舞台に立っている。歌っている。踊っている。それだけで目頭が熱くなった。そして、あまりの近さに驚きつつも私は彼を見つけた。赤髪の彼は不良グループのリーダーという役だった。喧嘩っ早いアラン。喧嘩シーンは見事だった。流れるように軽やかに誰よりも上手に殴り合い怒鳴り合う。あんなに毎日怒鳴り散らしているのに喉が潰れることなく、台詞も聞き取りやすくて驚いた。本当に華がある。顔がいいのなんて今に始まったことではないが、とにもかくにも顔がいい。どのシーンを切り取っても顔がいい。そして一幕と二幕の切り替えが凄かった。一幕でギラギラのバチバチに役者スイッチが入っていた彼が、二幕のライブになった瞬間もうキラキラしているのだ。アイドルだった。柔らかく微笑むその顔も、細かく刻むステップも、伸びやかに時に少し苦しそうに歌うその姿も、MCでニコニコしている姿も、全部が全部とっても綺麗で眩しかった。私が見たかったものは、全て銀劇にあった。もう目が離せなかった。約10年ぶりに私はこの人が好きだ、この人しかいないと思った。人ってこんな瞬間的に恋に落ちることあるんですか?!というくらいとんでもない勢いで私は彼に落ちたのだ。



銀劇で起きた奇跡と顕嵐くんへの恋心に近い想いをを胸に大千秋楽の生配信やディレイ配信でもダバダバに泣いてあぁ、好きだな...と思っているうちに豊洲PITのイベントの日がやってきた。仕事の休みを勝ち取れず、厄介案件のおかげで詰みまくっていたが気合で定時退勤しダッシュで会社を出てタクシーに乗り17日の夜公演に滑り込んだ。



感想はただ一言、仕事終わりの豊洲PITは最高の娯楽だった。




本当に何も考えずにただひたすらに楽しい!!!!!!!!!とだけ思える最高のイベントだった。ライブも公開収録も本当に本当にただただ楽しかった。顕嵐くんはやっぱり顔がよくてかわいくてかっこよかったし、おちゃめでハートが強かった。そして何より私は7ORDERの優しくて強い姿が好きだと確信した。やりたいことをやる、そのために時には妥協を一切許さない、どこまでも熱くて、誰よりも本気な彼らを好きになれて幸せだと思った。ハッピーを掲げる彼らが楽しそうに歌って踊ってバンドして、怪談話までこなしている。とんでもない人たちだ。大好き。そして何より、担当の色のペンライトを振れる事が本当に嬉しかった。こんなに楽しくて幸せなんだって思えた。日々の嫌な事とか、辛い事とかそんなもの全て投げ捨てられた。好きな人(担当)がいるというだけで日々の活力がわいてきた。こんなにも担当がいる生活というのは良いものだったのかと紫色のペンライトを振りながら、会場中で光る綺麗なペンライトの海を眺めながらぼんやりとそんなことを考えた。


私をJr.沼に落としたのは紛れもなく顕嵐くんだったが、そんなJr.沼から私を7ORDERの沼に信じられないほどの勢いとスピードで引きずり下ろしたのも顕嵐くんだった。最初に感じた直感は間違っていなかった。落ち着くべきところに落ち着いたんだなと心地よい安堵感を感じた。


そして私は今、彼らに永遠に続く未来と希望、無限の可能性を感じている。


私はどちらかというと過去に何度も永遠などないと頭を殴られてきた方の人間だ。だからといって、KAT-TUNの事を諦めたことは一度もない。諦められなかった。ここまでくると意地なのかもしれないけど大切に大切にしがみついてきた。それでも次々と変化する環境に永遠などないと認めざるを得なかったのも事実だった。それなのに今、私は彼らに永遠を夢見ている。そんな馬鹿な、と自分でも不思議な気分だ。それでも、どうしても今の彼らに明るい未来や希望を抱いてしまう。永遠への憧れとか執着なのかもしれないけれど、それでも彼らの口から語られる未来の約束が本当に信じられるから。こんなにも信じられる未来の約束があるから。彼らは決して、そんな私たちの想いを置いていかない優しさと、私たちと一緒に歩んでくれる強さで受け止めてくれるから。だから、私は彼らに永遠を感じてしまうんだ。そんな存在に出会えてしまったんだ。こんな幸せな事、多分、滅多にない。


あまりにも思いが溢れてまとまらないから締めよう。もう一生縁がないと思っていた担当が出来た最高の夏、楽しかった!!!!!!ありがとう!!!!!!これからもどうぞよろしく!!!!!!!!

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