自殺を止める夢をみた

女子トイレの前で、青年が私に言う。
「変な音がしたんだ!中を見てきてくれ!」
急いでトイレに入ると、小学生の女の子が窓にしがみついて飛び降りようとしていた。
私はその子を窓から引き剥がして、トイレの外にいる青年に助けを求めた。
その子を抱き抱えているところに青年が入ってきて、女の子を責め立てた。
「なんで自殺なんかしようとするんだ!」って。

そんなこと言われても傷つくだけだって知ってるから、
女の子をぎゅっと抱きしめながら
青年を睨みつけて、トイレを出た。

すぐ隣に女の子の家があった。(夢特有のパラドックス笑)
中に入るとそこはリビングで、女の子のお母さんがテーブルを拭いてた。
お母さんは全てを知っていて、それでも温かい目で迎えてくれた。
私と女の子は奥の椅子に座ってお話をした。

しばらくすると、女の子が通う学校の先生がやってきた。
内容は女の子を責めるようなもので、「学校に来い」「そういう契約だぞ」って言ってた。
女の子は辛そうな顔をしてたけど、「契約」に従わなきゃいけないのかなって諦めそうになってた。
お母さんは何とかしたいと思いつつも口が出せない感じだった。

私は女の子に向かって言った。
「私はね、こうしなきゃいけない、こうすべきだ、って考えにとらわれることがある。
でもそういう時、心の中で鈴を鳴らすの。
鈴を鳴らして、自分が原っぱの真ん中にいる想像をして、
自分の本心が何を望んでいるか見つけるの。
そして、その直感を信じるの。」

女の子は一生懸命な目で聞いてくれた。

学校の先生は相変わらず、女の子を捲し立てる。
「8ヶ月の契約だぞ!!」(夢特有のよく分からない設定だけど。笑)
女の子は先生の元へゆっくり歩いていって、
強く、落ち着いた声で言った。
「契約を破棄します。」
その姿は芯が通っていて、強くて、美しかった。
女の子は自分を信じた。信じる選択をして、行動した。
(先生はその後諦めて帰っていった)


目が覚めてしばらく経っても、この夢が頭から離れなかった。
すごく大事なものを受け取った気がして、心を掴まれた。

親の機嫌に振り回されて、毎日死にたくて、
家を出る決意をしたけど、その決意はすぐに揺らいで、
まだ動けずにいる
今の私にとってすごく響くメッセージだった。

「自分の直感を信じるの。」
心の真ん中にいる自分を信じる。
何を望んでいるのか見つける。
そして自分で行動して、状況を変える。
今の自分にとって一番必要なことかもしれない。

私は夢で見たあの女の子になりたい。
自分で道を決めて、強く美しく歩いていきたい。
心の中で鈴を鳴らして、


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