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大失恋の話(番外編)私の職歴と離婚の話。

私の仕事は教育関係の在宅ワーク(自営)。
離婚後に知人に頼まれて始めた仕事だ。

新卒では百貨店に入社した。
いくつかの転勤を経て結婚退職をした。
2000年代前半、の話。
結婚した夫は時間に関係なく呼び出しのかかる激務。周りは専業主婦が主流であり、私にも家にいて欲しいと言われた。
私は幸せだった。夫を心から信頼し愛していたから。

結婚から7年目、念願の家を建てて1年経たないある日、夫は預金通帳全てと印鑑を持って出て行った。
机の上にメモと一万円札が置いてあった。

相手方の有責で3年に及ぶ離婚調停と裁判を、
フルタイムで働きながら、
休みの日は心理職の資格の講座に通いつつ、

遠方にいる顧問弁護士と密にコミュニケーションをとり、答弁書をチェックし何度も何度も家裁に通い…住宅ローンの問題を解決するのに奔走し。

納得できるレベルまで相手の譲歩を引き出す事を終え、無事、裁判所での和解離婚となった瞬間…
私はもうこれ以上一歩も歩けない…と言うところまで心身共に疲れ切っていた。

その数年後、遠くに住む家族の看病や介護が必要になった。

自分の裁量で働く日時を決められる自営業が一番適している。
いつ何があっても対応できる。
なので、今日も遠方に住む父に生存確認の電話を入れ、あとは粛々とPCの前で働いた。

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